ワンキャリア
  • 企業検索
  • 選考・イベント
    • 本選考
    • インターン
    • 説明会・セミナー
    • 合説・座談会
  • ES・体験談
    • ES・体験談を探す
    • クチコミを探す
    • ESの達人(自動作成ツール)
    • 投稿する(謝礼あり)
  • 特集・番組
    • 就活記事
    • 企業動画
  • 就活支援サービス
ログイン / 会員登録
採用担当者様はこちら
マイページ
スカウト
お知らせ
申込済み...
就活支援...

ワンキャリアforエンジニア
ワンキャリア転職
キーワード検索
  • 業界から企業をさがす
  • クチコミからさがす
就活サイトトップ就活記事【現役戦略コンサル鼎談】3人のエグゼクティブ・コンサル...

【現役戦略コンサル鼎談】3人のエグゼクティブ・コンサルタントが「師匠」から学んだこと

企業インタビュー 企業理解 インタビュー コンサル 日系
2021年4月20日(火) | 9,225 views
sponsored by コーポレイト ディレクション
こちらは日系経営コンサルティングファームである株式会社コーポレイト ディレクション(CDI)の寄稿記事です。

CDIでは「徒弟制採用」という採用活動を20年近く続けています。

これは採用(参画の意志を互いに固めること)と育成(自ら育っていくこと・そのための環境を整備すること)に責任を持つシニアクラスのコンサルタントが、自らの採用基準を持って採用活動をするという仕組みです。

それぞれの人材が自らの個性を生かしながらコンサルタントとして育っていく場として、適した仕組みだと考えています。


今回は自身も「徒弟制採用」を通じてCDIに参画したエグゼクティブ・コンサルタント(※1)3人がコンサルタントの在り方や「師匠と弟子」の関係について語ります。就職活動に取り組まれている皆さんが、CDIに興味を持っていただくきっかけとなれば幸いです。

(※1)……エグゼクティブ・コンサルタント:CDIの経営を担うシニアクラスのコンサルタント。一般的なコンサルティングファームにおける、パートナーに該当

左から是枝邦洋、藤本隆介、小川達大。この3人は師匠役、つまりは今年の採用担当を担います

面接は「不思議なほどに」心地よい? 良き師匠と巡り合うCDIの選考

──この記事の読者は就職活動中の学生が多いと思います。まず皆さんが、学生としてCDIの「徒弟制採用」に接したきっかけを教えていただけますか。


小川:学生のころを振り返ると、CDIの面接は「不思議なほどに心地よい雰囲気だった」という記憶がありますね。


──心地よい、とはどういうことでしょう。


小川:CDIの新卒採用では、筆記試験、GD(グループディスカッション)などの選考プロセスを通過した後、学生が自分の弟子入りしたいコンサルタントを選ぶのですが、そのとき、私が師匠として選んだのが石井さん(※2)(石井光太郎:CDI代表取締役)でした。


今でも覚えているのは、面接中に「選考って、どういうふうに進めたら良いのかなあ」と相談されたことです。「なんてことを聞く人なんだ」と驚きましたが、「選考する会社と選考される学生」という、会話の前提となる関係性が揺らぐ楽しさを体感したように思います。今思えば、それはコンサルティングの「技」の1つでした。

(※2)……社内の人を「さん」付けで呼ぶのはビジネスマナーとしては正しくないことは分かっていますが、何か気恥ずかしいので「さん」付けで進めます

小川 達大(おがわ たつひろ):CDIエグゼクティブ・コンサルタント
東京大学 法学部卒。CDI新卒入社後、ベトナム事務所の立ち上げ、シンガポール駐在を経験。全社戦略、アジア展開、新規事業開発、M&Aなどさまざまな経営テーマに関するコンサルティングを経験。現在、oriri(CDI Group カンパニー)代表を兼任。


──コンサルティングファームの選考というと、与えられたケースやフェルミ推定を解くイメージがありますが、進め方について学生に質問するのは新鮮ですね。


小川:私は「コンサルタントは、人の話を聞く仕事」だと考えています。相手に自分の考えを述べるにしても、相手の悩みを正しく理解しないことにはそもそも出発点にさえ立てないと直観的に感じていましたし、その出発点に立つことも相当に難しいことなのだろうと思います。

面談のときは、自分の「性能」を品定めされているような感じではなく、石井さんと1人の人間同士として向き合いながら会話をさせてもらいました。この人の下であれば、自分が思うコンサルタントとして育ちそうだ、と感じました。


──確かに、コンサルタントが人の話を聞く仕事だとすると、対話しながら進めていくというやり方がしっくりくるように思います。皆さんはCDIのどのような点に魅力を感じ、入社を決められたのでしょうか。


藤本:私の「師匠」は安島さん(安島孝知、Group Board Member)というのですが、最終面談はプレゼンテーションをさせるスタイルでした。

伝えたいことに対して自分の表現力が追い付かず、もどかしさを残してプレゼンテーションを終えたのですが、それに対する質疑で安島さんから投げかけられる質問が「よくぞ聞いてくれました!」というツボを押さえてくる。おかげでこちらは言いたかったことを全部吐き出し、スッキリ爽快で帰路に就いたのを覚えています。

当時、「経営者の相談業」がしたくてコンサルティングファームをいくつか見て回っていましたが「これが相談業か!」と直観的にピンときました。まさに、良き師匠との巡り合いでしたね。

藤本 隆介(ふじもと りゅうすけ):CDIエグゼクティブ・コンサルタント
東京大学 農学部卒。CDI新卒入社後、オーナー企業に対する多面的・長期的な支援を経験。「事業づくり」と「人材づくり」の一体型支援を行うコンサルティングチームを立ち上げる。現在、株式会社ストラテジックインサイト取締役、oriri(CDI Group カンパニー)ヴァイスプレジデントを兼任。


是枝:私の「師匠」も安島さんなのですが、面談での彼の話にとても引き込まれました。

彼によると、この仕事は究極的にいえば、手足を縛られた状態でテーブル越しに経営者と対峙(たいじ)する。経営者がテーブルの上に数千万円を積んで「何か面白いことを言ってみろ」と言う。それに応える。満足していただく。そういう仕事だと。その話を聞いて、CDIに入社したいというよりも、安島さんの弟子になりたいという気持ちになりましたし、その私にとって「徒弟制」は非常にしっくりくる制度でした。

指導するわけでもなく、背中を見せるわけでもない。師匠と弟子の関係性とは?

──CDIに入社してから、師匠とはどのような関係になるのでしょうか。一緒に仕事をする機会も多いイメージですが。


是枝:私の場合は意外とそんなことはないですね(笑)。CDIに入社してから10年以上が過ぎ、経験したプロジェクトは100件を超えましたが、安島さんと仕事をしたのは、実は片手で足りるくらいです。だからといって疎遠かというと、そんなことはなく、いつでも相談できる師匠として心の支えになってくれました。

例えば、自分がマネージャーになりたてのころ。安島さんが依頼を受けた仕事のプロジェクトリーダーを担当しました。若干空回り気味だったのか、資料が報告会の期日に間に合わなくなってしまい、どうしようもなく「クビになって責任を取ろう」と思いつめ彼の部屋へ行きました。

安島さんは何も言わず、私を連れて手ぶらでクライアントのところへ向かいました。私はクライアントに突き出されるのだろうとビクビクしていたのですが、1時間後、クライアントと安島さんの間では議論が大いに盛り上がり、事なきを得た、むしろクライアントから非常に感謝されていました。

今思えば、そのときのクライアントが求めていたのは、プロジェクト自体の位置付けやその先にあるものの目線合わせであり、資料ではありませんでした。そんなことも分からないほどに舞い上がっていた、ということかもしれません。しかし、当時の私からすると、柔道の達人が身じろぎもせず巨漢を投げ飛ばしているような、魔法を見るような気持ちだったことを今でも覚えています。

是枝 邦洋(これえだ くにひろ)
京都大学大学院 人間・環境学研究科修了。CDI新卒入社後、上海オフィスに出向。東京オフィス帰任後も、一貫して日本企業の中国事業戦略立案・実行支援に携わる。現在、CDI上海オフィス董事(とうじ)総経理、
oriri(CDI Group カンパニー)ヴァイスプレジデントを兼任。


藤本:私の場合は、長期のプロジェクトで安島さんと時間を共有する機会が多かったですね。クライアントの社長が「何を考えているか」「どんな景色を見ているか」「われわれをどう見ているか」といったことについて「感想戦」をする時間を多くもらいましたし、今の自分が持つコンサルティングの土台を成しています。

「向き合って指導をする」わけでもなく、「先頭を走って背中を見せる」でもなく。「横に並んで同じ景色を見て同期していく」とでも表現するのがしっくりきますね。


小川:私の場合は、今に至るまで石井さんと同じプロジェクトに関わる機会は多くはなかったです。でも、自分が何かを考えたり、行動しようとしたりするとき、「石井さんだったら、どうするだろう」と頭の中にいつもいる人ではあります。

しかも、同じプロジェクトの機会があっても、あまり具体的な教えはもらっていない気がします。私が手取り足取り指導されることが苦手であることを配慮してもらっているのかもしれませんが……(笑)。

自分が成長することで、師匠から学ぶことも自ずと変わっていく

──コンサルタントとして考えるとき、常に頭の片隅にいて意識するような存在なのですね。キャリアを重ねる中で、師匠との関係性に変化はありましたか?


小川:自分の置かれた環境が変化するとき、改めて師匠の存在について考えるきっかけがありました。

入社してからしばらくして私は、CDIの新しい事務所を作るため、ベトナムのホーチミン市に引っ越したんですね。身ひとつで新しい土地に移り住み、窓からの景色だけが取りえの何もないガランとした事務所に、少しずつ事務機器を入れ、人を増やしていきました。自分にできることが何もないことを痛感しながら、自分でもできることに1つずつ取り組んでいく日々でした。

そのとき、社長の石井さんから何か具体的な指示を受けることは少なかったですが、ベトナムに私を行かせることを大いに逡巡(しゅんじゅん)していたこと、社内で「小川を帰任させるべきでは?」という声が出たときに全力で守ってもらっていたことなどを、後になって人づてに知りました。覚悟を持って環境を作ってもらっていた。その上で見守ってもらっていた、ということだと思います。


是枝:私は自分がCDI上海オフィスの経営を担うことになって以降は、ファームの経営者として相談することが増えました。そこでも、安島さんは何か教えるというよりも、自身がどのような考えでCDIの経営を行っているのか、何を悩んできたのかを共有するだけでしたが、その姿勢から多くのことを学びました。

結局は、(投資先ではなく)自社の経営経験がない人間に、コンサルタントはできないということ。その経験を積めることこそが、CDIの唯一にして最大の強みであることを教えてもらったように思います。


藤本:関係性が変わっていく、という感じはあまりしませんが、「師匠」が言っていることややっていることに対する、こちらの理解(解釈)力が備わることに伴って、学ぶことも自ずと変わっていく、ということかもしれません。


小川:そういえば、ベトナムにいたころのことで、今も覚えていることがあります。石井さんがホーチミン市まで出張に来たときに一緒に食事をして、エネルギーあふれる新興国の街並みが見えるビルの屋上にあるバーで、その夜景を見ながら、石井さんがふと「最近、僕は、コンサルティングがうまくなってきている気がするんだよなあ」と言いました。

30年以上経営コンサルティングに現場で取り組んできた人が、もっとうまくなろうとしていること、そして、そのことに目をキラキラさせていることにとても感動したことを覚えています。

コンサルティングも採用も、「観る力」を問われることに変わりはない


──すてきなエピソードですね。最後にここまで読んでいただいた皆さんにメッセージをお願いします。


藤本:「徒弟制」を支えているものは、人を「観る力」と、その力を信じることへの矜持(きょうじ)だと思います。コンサルタントは経営者や法人を「観る」仕事ともいえますから、採用方法とコンサルティング理念が根底のところではつながっています。

「観る力」を武器として磨き続け、コンサルタント同士もまた「観る力」でつながることでその価値を引き継いでいく、これがこの集団の成り立ち方であり、そこにCDIのユニークネスの源流があるのだと思います。

この営みを引き継いでいくことに、改めて身が引き締まる思いですし、そんな私たちに共感して参画してもらえる人に出会えることを、大変楽しみにしています。


是枝:自分は運良くエグゼクティブコンサルタント、他社でいえばパートナーのクラスまで到達することができました。しかし、入社したころにあこがれた師匠の境地にまではまだ達していない。むしろ、やっと入り口に立てたという感覚です。

そんな自分が師匠として採用する立場になる。当時の自分のように、学生の皆さんに選んでいただけるのか。CDIの徒弟制は、そのような緊張感があるから成り立つものだと考えています。皆さんの応募をお待ちしています。


小川:今度は、私が人を採用する番になりました。採用した人に対して、石井さんにしてもらったようなことを全て与えられるほどの力は私にはないでしょうし、私は私ができることをするだけです。ただ、採用した相手、他でもない「その1人の相手」と向き合い、個性の芽が枯れないように努力することは怠らないようにしたいと思います。

記事のご意見、ご感想をお待ちしています

CDIは参画を志す皆さんに向けて、質問箱アカウントを設置しています。

この記事を読み、感じたことや疑問に思ったことを質問していただければと思います。Twitterアカウント「@cdi_pr」もありますので、ご興味のある方はぜひフォローしてみてください。


▼企業ページはこちら

コーポレイト ディレクション
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
ワンキャリアの人気記事をお届けします。
Facebook Twitter
小川 達大
oriri 代表
小川 達大

東京大学法学部卒。CDI新卒入社後、ベトナム事務所立ち上げ、シンガポール駐在を経験。全社戦略、アジア展開、新規事業開発、M&Aなどさまざまな経営テーマに関するコンサルティングを経験。2020年よりCDIグループ内の新カンパニーoriri代表。

この企業を見ている人にオススメ

  • コンサル・シンクタンク
    コーポレイト ディレクション
    2562人がお気に入り
    コーポレイト ディレクション

この記事に関連する就活記事を読む

  • 2025/08/28
    ワンキャリ編集部

    多様な業種のプロジェクト実行に伴走する。マネジメントソリューションズで広げるキャリア

    創業以来、プロジェクトマネジメントの伴走支援を行う「PMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)サービス」に特化して、コンサルティングやマネジメントトレーニング、ソフトウェアの提供まで、幅広く...
  • 2022/11/14
    ワンキャリ編集部

    「日本」を背負い、海外プロジェクトの最前線に。JBICが異次元スケールの案件に挑める理由

    国際ビジネスの最前線に立つといえば、どのような企業を思い浮かべますか?総合商社やコンサル、グローバルメーカーなど、民間のプレイヤーが代表的かもしれません。ただ、規模が大きくなるほど、相手国の状況...
  • 2025/11/04
    ワンキャリ編集部

    初めて考える「キャリア戦略」とは?WHI×ワンキャリアのトークセッション&座談会レポ

    就職活動の準備期間に入った大学1・2年生を対象とした、「キャリア」について考えるイベントが開催されました。前半は「キャリア戦略講義」と題してキャリアの考え方やフレームワークについての講義、後半は...
  • 2022/08/04
    ワンキャリ編集部

    財務戦略からM&Aまでワンチームで担うEYSCのM&A・ファイナンシャルアドバイザリー職の魅力

    FAS(ファイナンシャル アドバイザリーサービス)と聞くと、高い専門知識が必要で、自分には縁遠いキャリアだ──。特に新卒の就職活動ではそのように考える学生は少なくないでしょう。しかし、EYストラ...
  • 2025/07/04
    ワンキャリ編集部

    【図解で知る】100年解けていない構造的課題。世界最大産業の変革に挑むスタートアップ・キャディとは?

    私たちの暮らしを支える「モノづくり」の産業はグローバル最大規模の産業です。しかし、その現場では、蓄積された膨大なノウハウが言語化・継承されず、「車輪の再発明」が繰り返されています。そんな産業の構...
小川 達大
oriri 代表
小川 達大
トップに戻る

業界別の企業

  • コンサル・シンクタンクの企業
  • 金融の企業
  • メーカーの企業
  • 商社の企業
  • IT・通信の企業
  • 広告・マスコミの企業
  • 人材・教育の企業
  • インフラ・交通の企業
  • 不動産・建設の企業
  • 旅行・観光の企業
  • ブライダル・美容・くらしの企業
  • 医療・福祉の企業
  • 小売・流通の企業
  • 公務員・団体職員の企業
  • その他の企業

業界別のエントリーシート(ES)

  • コンサル・シンクタンクのエントリーシート(ES)
  • 金融のエントリーシート(ES)
  • メーカーのエントリーシート(ES)
  • 商社のエントリーシート(ES)
  • IT・通信のエントリーシート(ES)
  • 広告・マスコミのエントリーシート(ES)
  • 人材・教育のエントリーシート(ES)
  • インフラ・交通のエントリーシート(ES)
  • 不動産・建設のエントリーシート(ES)
  • 旅行・観光のエントリーシート(ES)
  • ブライダル・美容・くらしのエントリーシート(ES)
  • 医療・福祉のエントリーシート(ES)
  • 小売・流通のエントリーシート(ES)
  • 公務員・団体職員のエントリーシート(ES)
  • その他のエントリーシート(ES)

業界別の体験談

  • コンサル・シンクタンクの体験談
  • 金融の体験談
  • メーカーの体験談
  • 商社の体験談
  • IT・通信の体験談
  • 広告・マスコミの体験談
  • 人材・教育の体験談
  • インフラ・交通の体験談
  • 不動産・建設の体験談
  • 旅行・観光の体験談
  • ブライダル・美容・くらしの体験談
  • 医療・福祉の体験談
  • 小売・流通の体験談
  • 公務員・団体職員の体験談
  • その他の体験談
  • はじめての方へ
  • 運営会社
  • 編集部
  • 利用規約
  • 個人情報の取り扱いについて
  • プライバシーポリシー
  • 電気通信事業法に係る情報公開
  • コンテンツポリシー
  • 投稿ガイドライン
  • よくあるご質問
  • 採用担当者はこちら
  • ワンキャリアID 利用規約
  • ワンキャリアID 個人情報の取り扱いについて
ⓒ2009-2025 ONE CAREER Inc. All Rights Reserved.
会員登録してすべてのコンテンツを見る
会員登録(無料)
アカウント情報

メールアドレスを変更してもワンキャリアIDや別サービスのメールアドレスは変更されません

確認メールが届いていない方はこちら
ログインはこちら
ログイン
パスワードを忘れた方はこちら
30万件のクチコミ・就活体験談が読み放題!
新規会員登録(無料)はこちら