こんにちは、ワンキャリア編集部です。
メガバンクに並ぶ規模感がありつつも、独自の戦略で高い安定性を誇るりそな銀行。金融業界を志望する学生から、人気の高い企業の一つといえます。
りそな銀行の総合職採用は、「ソリューション・フィールド」「サービスコース」「専門職」の3つのコースにわかれており、併願も可能です。
なかでも今回は「ソリューション・フィールド」に絞って具体的な選考対策をお伝えします。
選考前の最終確認のためにご一読ください。
<目次>
●りそな銀行の社風
●りそな銀行の本選考のポイント
●りそな銀行の本選考のフロー
・1. エントリーシート(ES)
・2. Webテスト
・3. 1次面接
・4. 2次面接
・5. 3次面接
・6. 4次面接
・7. 最終面接
●おわりに
▼企業がどのWebテストを実施しているか確認しよう▼
りそな銀行の社風/特徴:独自戦略で高い安定性と黒字体質を誇る「金融業界の異端児」
りそな銀行は「企業グループや財閥に属さず、独自の手法で黒字体質を維持している」のが特徴。
独立しながらメガバンクに劣らない屈指の安定性を誇る、金融業界の異端児といっても過言ではありません。
その大きな要因として、2つの独自戦略があげられます。
1つは「商業銀行×信託銀行」のビジネスモデル(※1)。
メガバンクでは商業銀行と信託銀行で会社がわかれ、機能を分担していることがほとんどです(22卒志望者談)。一方で、りそな銀行は自社内で完結するため連携もしやすく、スピーディーにお客様に対応できます。
2つ目の特徴は、「リテールに特化している」こと。貸出金の約83%は個人・中小企業のお客様が占めています(※1)。大企業の貸出利回りは少ないとされているため、預金金利利回りの差がメガバンクと比較しても大きいです。
これらの独自戦略により、2008年のリーマンショック時にも1,200億円以上の利益計上に成功(※1)。ここ5年の自己資本比率も10%〜14%で推移しています(※2~6)。
(※1)参考:りそなホールディングス「りそなってどんな会社?」
(※2)参考:りそなホールディングス「2017年3月期 決算説明会資料p.14」
(※3)参考:りそなホールディングス「2018年3月期 決算説明会資料p.12」
(※4)参考:りそなホールディングス「2019年3月期 決算説明会資料p.14」
(※5)参考:りそなホールディングス「2020年3月期 決算説明会資料p.13」
(※6)参考:りそなホールディングス「2021年3月期 決算説明会資料p.15」
「スーパーリージョナル構想」で地銀との連携強化を図りメガバンクに対抗
「スーパーリージョナル構想」もりそな銀行ならではの構想です。広い地域における地銀の連携を推進する考えで、メガバンクに対抗すべく掲げられました(※7)。
2020年には関西みらいフィナンシャルグループをりそなホールディングスの完全子会社にし、めぶきフィナンシャルグループとデジタル分野の提携も発表しています。
地方銀行との提携を加速させ、メガバンクを凌駕(りょうが)する未来も遠くないかもしれません。
(※7)参考:産経新聞「りそなHD、20年越しの構想再び メガバンクとは一線、地銀再編の台風の目に」
