(※)本記事は、過去の受験者からの本選考・インターンシップ情報を参考に作成しております。今年度の形式が同様であることを保証するものではありません。ご注意ください。
こんにちは、ワンキャリ編集部です。
就活を始めると、「サマーインターンシップ(サマーインターン)は有利になる」という話を聞くと思います。しかし、それを知っていても「実際に、どのサマーインターンが内定につながるのか、または選考で有利になるのかが分からない……」と迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
今回はそんな疑問にお答えするため、最新の情報をもとにサマーインターンを実施する企業を【業界別】と【優遇パターン別】にご紹介します!
また、サマーインターンの種類ごとに実施企業例も掲載しており、それらの企業名をクリックすると「選考対策ページ」で得点ボーダーや選考ステップも見ることができます。あわせてご覧ください。
新規会員登録(無料)はこちら
ONE CAREERへの新規会員登録/ログインが必要です。
サマーインターンから内定までの4パターン
まず、サマーインターンに参加すると内定につながったり、内定獲得に有利になったりするパターンは4つに分けられます。
(1)ジョブ内定型
本選考の選考フローに「ジョブ」と呼ばれるインターンが組み込まれているパターンです。つまり、内定を取るために、インターン参加が必須ということで本選考直結型ともいえます。外資系戦略コンサルティングファームの一部でよく見られます。
(例)A.T. カーニー(経営戦略コンサルタント)、ボストン コンサルティング グループ(経営コンサルタント)
(2)本選考優遇型
インターンで優秀な成績を残すと、本選考で内定を獲得しやすくなったり、本選考フローが短縮または一部免除されたりするパターンです。
例えば、多くの外資系投資銀行ではインターンで優秀な成績を残すとディナーに呼ばれる場合もあります。そこで社員に自分をアピールし、仲良くなった社員から別の社員を紹介してもらうことで情報収集を行い、結果的に本選考での内定に近づきます。
(例)アクセンチュア(戦略コンサルタント職)、モルガン・スタンレー(投資銀行/資本市場)、東京海上日動火災保険(グローバルコース(総合職))
(3)リクルーター型
「リクルーター」(もしくはメンター)と呼ばれる社員がつき、本選考前に定期的に会うパターンです。このリクルーター面談(通称、リク面)を通じ、社員が志望動機の深掘りや自己分析をしてくれることで本選考が有利に進みます。
一方で、このリク面で見限られてしまうと本選考に進めないこともあるので注意しましょう。
(4)早期選考型
インターン参加者のみ(場合によっては優秀者のみ)に、早期選考を行うパターンです。
通常、インターン参加直後に2回ほど面接が行われ、内定となります。具体的には、総合コンサルファームなどに見られます。
(例)SMBC日興証券(総合部門)、デロイト トーマツ コンサルティング(コンサルタント職)
優遇パターン別:インターン企業一覧
以下では、優遇パターンごとに内定につながるインターンをリストアップしていきます。
(1)ジョブ内定型
・A.T. カーニー(経営戦略コンサルタント)(※2022年卒)
・ボストン コンサルティング グループ(経営コンサルタント)
・マッキンゼー・アンド・カンパニー(ビジネスアナリスト)(※2021年卒)
・アーサー・ディ・リトル(経営戦略コンサルタント)(※2022年卒)
・ネスレ日本(事務系職)(※2022年卒)
・経営共創基盤(IGPI)(アソシエイト)(※2022年卒)
・J.P.モルガン(アセット・マネジメント)(※2021年卒)
・ユニリーバ・ジャパン(マーケティング)(※ジョブの内容は守秘義務のため詳細不明)
・シティグループ(投資銀行本部/資本市場本部)(※2022年卒)
・バンク・オブ・アメリカ(投資銀行部門/資本市場部門)(※2020年卒)
(2)本選考優遇型
・アクセンチュア(戦略コンサルタント職)・三菱UFJモルガン・スタンレー証券(IBコース)(※2022年卒)
・モルガン・スタンレー(投資銀行/資本市場)(※2022年卒)
・Unipos(旧:Fringe81)(総合職)(※2021年卒)
(3)リクルーター型
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券(IBコース)(※2022年卒)
(4)早期選考型
・シグマクシス(コンサルタント)(※2022年卒)
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券(IBコース)(※2022年卒)
業界別:内定につながるインターン一覧
以下では、業界ごとに内定につながるインターンをリストアップしていきます。
外資系投資銀行
(1)ジョブ内定型
・J.P.モルガン(アセット・マネジメント)(※2021年卒)
・バンク・オブ・アメリカ(投資銀行部門/資本市場部門)(※2020年卒)
・シティグループ(投資銀行本部/資本市場本部)(※2022年卒)
(2)本選考優遇型
・モルガン・スタンレー(投資銀行/資本市場)(※2022年卒)
外資系戦略コンサル
(1)ジョブ内定型
・A.T. カーニー(経営戦略コンサルタント)(※2022年卒)
・アーサー・ディ・リトル(経営戦略コンサルタント)(※2022年卒)
・ローランド・ベルガー(経営コンサルタント)
・ベイン・アンド・カンパニー(アソシエイトコンサルタント)
(2)本選考優遇型
・アクセンチュア(戦略コンサルタント職)
・PwCコンサルティング合同会社(ビジネスコンサルタント)
外資系総合コンサル
(1)ジョブ内定型
・マッキンゼー・アンド・カンパニー(ビジネスアナリスト)(※2021年卒) ・ボストン コンサルティング グループ(経営コンサルタント)
(4)早期選考型
・デロイト トーマツ コンサルティング(コンサルタント職) ・シグマクシス(コンサルタント)(※2022年卒)
外資系メーカー
(1)ジョブ内定型
・ネスレ日本(事務系職)(※2022年卒) ・ユニリーバ・ジャパン(マーケティング)(※ジョブの内容は守秘義務のため詳細不明)
・P&G Japan(F&A(経営管理))
証券・銀行
(2)本選考優遇型と(3)リクルーター型と(4)早期選考型
・三菱UFJ銀行(総合職(オープン))
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券(IBコース)(※2022年卒)
(3)リクルーター型と(4)早期選考型
・みずほフィナンシャルグループ(オープン型)
(4)早期選考型
・SMBC日興証券(総合部門)
・三井住友信託銀行(Gコース(全国転勤型))
保険
(2)本選考優遇型
・東京海上日動火災保険(グローバルコース(総合職))
(4)早期選考型
・第一生命保険(ライフプロフェッショナル職(総合営業職))
IT・通信
(2)本選考優遇型
・ソフトバンク(総合コース)
・Unipos(旧:Fringe81)(総合職)(※2021年卒)
日系コンサル
(1)ジョブ内定型
・経営共創基盤(IGPI)(アソシエイト)(※2022年卒)
(2)本選考優遇型
・野村総合研究所(アプリケーションエンジニア)
おわりに
サマーインターンに参加し、1つでも内定を取得できれば、その後の就活に自信を持って取り組むことができるでしょう。
また、外資系コンサルティングファームなど難関企業の内定を獲得することは、他の企業での選考時にも、自らの能力のアピールにつながります。
さらに、インターンへの参加は企業に対して志望度の高さを示す機会となるので、上記企業はもちろん、それ以外の企業でも、積極的にチャレンジしましょう。
以下の記事も参考にしてみてください。
・外資系コンサルのサマーインターンに行きたいならこう動け!夏に内定するための戦略と選考対策
▼2025年卒向けインターン情報はこちら
・【25卒向け】インターンシップ・説明会エントリー受付中の企業まとめ&締め切り一覧!