こんにちは、ワンキャリ編集部です。
ワンキャリ編集部が総力を挙げてお届けする【最新版:業界研究】。
今回は、就活生から圧倒的な人気を誇る「米系投資銀行」から4社「ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、J.P.モルガン、バンク・オブ・アメリカ」の投資銀行部門を取り上げ、それぞれの特徴や社風を比較します。
投資銀行に興味のある就活生の一助となれば幸いです(以下、ゴールドマン・サックス=GS、モルガン・スタンレー=MS、J.P.モルガン=JPM、バンク・オブ・アメリカ=BofAと表記)。
<目次>
●業界全体の傾向
●米系投資銀行各社の特徴
・ゴールドマン・サックス
・モルガン・スタンレー
・J.P.モルガン
・バンク・オブ・アメリカ
●平均給与比較
●おわりに
業界全体の傾向
新型コロナウイルス感染症の拡大で、グローバル株式市場は影響を受けています。2022年は中国での感染拡大によって、株式市場の下落と世界経済への影響がみられました(※1)。実際に、景気後退を懸念したJ.P.モルガン・チェースは、不良債権引当金を9億200万ドル(約1,130億円)積み増ししています(※2)。
GSのグローバル投資調査部が発表した「2023年の世界経済」では、アメリカの底堅さと対照的にヨーロッパが景気後退。中国でも経済再開がスムーズには進まないとみており、2023年の世界GDP(国内総生産)成長率を1.8%と予想しています(※3)。
次に、米系投資銀行4社の特徴と社風を比較します。
(※1)参考:朝日新聞デジタル「日経平均、一時600円安 中国のコロナ対策懸念 米国株安受け」
(※2)参考:Bloomberg「世界経済、利上げによる景気後退懸念とコロナ禍後の消費拡大が相克」
(※3)参考:ゴールドマン・サックス「2023年世界経済見通し」