こんにちは、ワンキャリ編集部です。
ワンキャリ編集部が総力を挙げて紹介する【業界研究:最新版】。今回は、明治グループ(明治・Meiji Seikaファルマ)(以下、明治)・味の素・日清食品・キッコーマン・ヤクルト本社(以下、ヤクルト)について分析します。
<目次>
●食品メーカー業界全体の動向:人口減・国内市場縮小を予期した海外展開
●食品メーカー業界大手5社の業績(売上高/営業利益)比較・ランキング
●食品メーカー業界大手5社の特徴・強み
・味の素:国内トップに甘んじず、世界を舞台に活躍する食品メーカー
・明治:有名商品・ブランドを通じて「食と健康」を届ける国内屈指の食品メーカー
・日清食品:高い製品ブランド力
・キッコーマン:「おいしい記憶」を生み出すグローバル食品メーカー
・ヤクルト:食品飲料業界でトップレベルの売上高比率を誇る海外事業
●食品メーカー業界大手5社の社風の違い・制度
・味の素:「人を大切にする」を体現するホワイト企業
・明治:「年齢×目的」で幅広い層に商品を届ける明治
・日清食品:真面目に他社が挑戦しないことに取り組む風土
・キッコーマン:しょうゆ国内シェアNO.1がもたらす落ち着き、穏やかな社風
・ヤクルト:ヤクルトレディを有する独自の営業スタイル
●食品メーカー業界大手3社の平均年収・平均年齢・平均勤続年数
●ワンキャリア主催のイベントで、業界・企業の最新情報をゲットしよう
●食品メーカー業界大手3社の選考対策・クチコミ
●食品メーカー業界以外の業界研究記事
食品メーカー業界全体の動向:人口減・国内市場縮小を予期した海外展開
飲食料品製造業は他の製造業と比べ、雇用人員が不足していることと、労働生産性が低いことが課題として挙げられます。
2021年1月〜3月期における飲食料品製造業の有効求人倍率は2.19倍であり(※1)、全職業の平均(1.13倍)は上回っていますが(※2)、欠員率も高く、雇用人員不足であることがうかがえます(※3)。
また、労働生産性において食品業界は、高い衛生性、安全性が求められることなどから機械の導入が困難な場合が多いため(※4)、社員が働きやすい環境の整備に努めるとともに、近年発展が著しいIoTなどの先端技術の活⽤による省⼒化・省⼈化に取り組んでいます(※5)。
経済成長に伴った人口増加・食生活の変化が起こっている新興国、とりわけ中国やインドなどのアジア地域に加工食品の輸出を図っていこうという動きがあります。
実際に日清食品(※6)や味の素(※7)の海外M&A加速や、ヤクルトのアジア地域の主力事業化(※8)など、海外への意識は業界全体で強まっているといえるでしょう。各社海外に通用する人材を欲しており、海外経験のある人にとっては活躍の場がより開かれているといえます。
(※1)参考:農林水産省「有効求人倍率の増減 P.8」
(※2)参考:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和3年12月分及び令和3年分)について」
(※3)参考:農林遺産省「有効求人倍率の増減 P.10」
(※4)参考:農林水産省「令和2年度 食料・農業・農村白書 P.76」
(※5)参考:農林水産省「令和3年度 食料・農業・農村白書 P.87」
(※6)参考:M&AOnline「【日清食品ホールディングス】国内外でM&Aで攻勢 湖池屋を買収、菓子事業を第2の柱へ」
(※7)参考:REUTERS「インタビュー:M&Aに3カ年で2000億円弱、成長に必要なら超過も=味の素社長」
(※8)参考:DIAMOND online「ヤクルトは、なぜ新興国市場で強いのか ミルミル伸びるBOP戦略の秘訣」
選考突破の秘訣:食品メーカーは狭き門。秘訣は「他社との比較を通じた志望理由」と「海外事業拡大への熱意」
食品メーカーは、一般的に内定への倍率が非常に高いことが特徴です。BtoC企業が基本である食品メーカーは知名度が高く、内定者数に比して応募者数が多い傾向にあるのが主な理由として考えられます。例えば、『就職四季報2016年版』のデータによると、高倍率ランキングトップの明治の内定倍率は2,750倍(※9)だったといわれています。
そんな食品メーカーの選考を突破する秘訣(ひけつ)は「他社比較を通じた志望理由」と「海外事業拡大への熱意」です。
前者について、上記のように内定倍率の高い食品メーカーでは、企業の人事にとっては「コストをかけて何万人もの学生から選抜して内定を出したのに、内定を辞退されるのは割に合わない」という意識が働き、内定辞退を非常に嫌う業界でもあります。
そのため、採用競合となる同業他社を意識し、「なぜA社ではなく、うちの会社に入りたいのか」と具体的な他社名を挙げて言及されることもあるようです。必ず採用競合である他社の情報まで知り、それでも入りたい志望理由を考えられるようにしましょう。
後者については冒頭に述べた通り、食品メーカー各社の共通課題として「国内市場規模の縮小」があります。選考でも、各社の人事部は「自社が海外で展開していくに資する人材が欲しい」と考えているので、語学力や異文化コミュニケーションの経験、新しい環境に入っていく積極性や挑戦心など、海外勤務への適性をアピールできるよう準備しておきましょう。
(※9)参考:東洋経済ONLINE「内定競争倍率『高い50社、低い50社』はどこか」
食品メーカー業界大手5社の業績(売上高/営業利益)比較・ランキング
続いて5社の業績を見ていきましょう。まずはこちらのグラフをご覧ください。
※出典:バフェット・コード「味の素・明治・日清食品・キッコーマン・ヤクルト」
※会計基準は味の素・日清食品・キッコーマンはIFRS方式、明治・ヤクルトは日本方式で、5社とも連結決算の数値となっています
このグラフを見ると、売上高、営業利益ともに、明治と味の素が二強であり、他企業と2倍近くの差があります。
また、売上高は他の4社よりも低いヤクルトですが、営業利益率は約13%(営業利益÷売上高で算出)であり、5社の中でトップを誇っています。
食品メーカー業界大手5社の特徴・強み
次は、各社のセグメントごとの情報と、それぞれの事業の特徴を見ていきましょう。
味の素:国内トップに甘んじず、世界を舞台に活躍する食品メーカー
2021年度のセグメント別の売上高は以下の通りです。
※出典:味の素「2021年度有価証券報告書 P.123」
2021年度より中期経営計画における重点事業について事業軸でグローバルに管理する体制の強化などを目的とした会社組織の変更に伴い、セグメントを従来の「日本食品」「海外食品」「ライフサポート」「ヘルスケア」の4つの区分から、「調味料・食品」、「冷凍食品」、「ヘルスケア等」の3つの区分に変更しています。
味の素は、甘味、塩味、酸味、苦味に加えて新たに「うま味」を世界で認知させた(※10)日本を代表する総合食品企業であり、食品事業では主に調味料、栄養・加工食品、冷凍食品、コーヒーを手掛けています(※11)。
そんな味の素のキーワードは「海外進出」です。戦前から積極的に海外進出を果たしている(※12)味の素は、現在でも国内トッププレイヤーの座に甘んじることなく、果敢に海外に打って出ています。
また、現在はアミノ酸を用いて、事業の多角化に力を入れています(※13)。
世界14カ国、数十の研究開発拠点を有し(※14)、2017年には約60億円を投資して日本の研究開発拠点の強化を進めるなど(※15)、充実した研究環境が整備されています。
このように、アミノ酸技術でのトップランナーの一員として、研究に専念できる環境が同社にはあるでしょう(選考対策ページより)。
(※10)参考:味の素「うま味について」
(※11)参考:味の素「調味料・食品/冷凍食品」
(※12)参考:味の素「世界にどのような商品を販売しているのですか?」
(※13)参考:味の素 新卒採用ページ「事業について」
(※14)参考:味の素「Overview」
(※15)参考:味の素「味の素グループ、日本食品のR&D拠点を集約~研究開発棟を新設しグループ4社の技術融合を加速~」
明治:有名商品・ブランドを通じて「食と健康」を届ける国内屈指の食品メーカー
2021年度のセグメント別の売上高は以下の通りです。
※出典:明治「2021年度有価証券報告書 P.30」
明治は売上高1兆円を超える業界最大手の食品・お菓子メーカーです。
「きのこの山」「おいしい牛乳」など、一度は口にしたことのある身近な商品を作っており、その知名度は日本企業の中でも屈指といえるでしょう。
そんな明治はグループ理念に「食と健康」(※16)を掲げており、「健康」に強いこだわりを持っています。
例えば、ヨーグルト分野では「ブルガリア」シリーズ(※17)や「LG21」シリーズ(※18)など、他社に先駆け、乳酸菌の効果を押し出した商品を販売してきました。
また、赤地に白文字のパッケージでおなじみの「R-1」シリーズは効能の高さに定評があり、特に手軽に飲めるドリンクタイプは人気が著しく、国内ドリンクヨーグルト市場で販売金額が堂々のトップを誇っています(※19)。
他にも、内定者が「R-1を代表例に積極的に健康的かつ美味しい商品を届けており、最も『食と健康』にこだわっていた」と語るとおり、グループ企業のMeiji Seika ファルマとも協力しつつ「食」×「薬」で新しい健康価値の創出を図っています(※20)。
日本屈指の食品メーカーとして多くの商品・ブランドを人々に届ける同社は、この先も食を通じた健康の側面から私たちの生活に貢献し続けるのではないでしょうか(選考対策ページより)。
(※16)参考:明治「明治グループ理念体系」
(※17)参考:明治「ヨーグルト」
(※18)参考:明治「プロバイオティクスヨーグルト」
(※19)参考:明治「R-1のここがすごい!」
(※20)参考:明治 新卒採用サイト「“もっと”やりたいことがある〜明治グループ社員座談会〜」
日清食品:高い製品ブランド力
2021年度のセグメント別の売上高は以下の通りです。
※出典:日清食品「2021年度有価証券報告書 P.11」
日清食品は1948年に中交総社として創立され(※21)、世界初のカップめんである「カップヌードル」を開発したことで世界に名をはせているとともに、1958年に発売された「チキンラーメン」などの国内トップブランド商品を多数所有していることも特徴です(※22)。
他の事業部門よりも製品ブランドを重視しており、全社員には「社内競争に勝てない商品が、市場で他社の商品に勝てるわけがない」という考えがあり、自社ブランド同士を戦わせる業務体制があるといわれています(選考対策ページより)。
また、中長期成長戦略のグローバル目標として「CUP NOODLES」のコアバリューとエリア別の競争優位性をさらに明確化・確立。M&Aも活用しながらさらなる高成長を目指すといいます(※23)。
30代からの海外赴任が一般的な食品メーカーの中で、若手から海外を意識した働き方ができることは魅力といえるでしょう。
(※21)参考:日清食品「沿革」
(※22)参考:日清食品「製品」
(※23)参考:日清食品「中長期成長戦略」
キッコーマン:「おいしい記憶」を生み出すグローバル食品メーカー
2021年度のセグメント別の売上高は以下の通りです。
※出典:キッコーマン「2021年度有価証券報告書 P.12」
キッコーマンは、「おいしい記憶をつくりたい。」を理念として掲げ、「キッコーマン しょうゆ」「デルモンテ」「キッコーマン豆乳」などといったブランドを展開しています(※24)。
1957年にサンフランシスコに海外拠点を初めて設立して以来、海外展開を拡大しており、今ではヨーロッパ・アジアなど、海外に多数の生産拠点・販売拠点を持っています(※25)。
海外展開を進めた結果、現在では営業利益のうち全体の約70%を海外が占めています(※26)。
内定者が説明会で会った社員は「外国のスーパーではKIKKOMANと伝えればしょうゆが出てくるくらいブランドが根付いている。海外での基盤も強固になりつつある」と話しており、国内の市場規模の縮小が危惧される食品業界にあっても、積極的に海外展開を進めるキッコーマンは今後もさらに成長していくことが予想されます(選考対策ページより)。
(※24)参考:キッコーマン「コーポレートブランド」
(※25)参考:キッコーマン「海外への展開」
(※26)参考:キッコーマン「業績ハイライト」
ヤクルト:食品飲料業界でトップレベルの売上高比率を誇る海外事業
2021年度のセグメント別の売上高は以下の通りです。
※出典:ヤクルト「2021年度有価証券報告書 P.9」
ヤクルトには、創業者の代田稔が残した「代田イズム」という考えが受け継がれており、事業の原点となっています(※27)。
実際、小腸で働く乳酸菌シロタ株を使った「ヤクルト」(※28)や、食後の血糖値に着目した「蕃爽麗茶」(※29)などの健康を意識した商品が数多く存在しています。
また、ヤクルトは海外事業に積極的で、39の国と地域に展開しています(※30)。
入社後早期からの海外赴任を希望する学生に対しては、通常とは別枠での採用を実施する(選考対策ページより)など、グローバルに働ける環境も整備されており、ヤクルトの海外への注力度合いが読み取れます。
このように、海外事業が強いことはもちろん、若手のうちからも海外で働くチャンスに恵まれていることはヤクルトならではの魅力といえるでしょう。
(※27)参考:ヤクルト「企業理念」
(※28)参考:ヤクルト「ヤクルト類(乳酸菌飲料)」
(※29)参考:ヤクルト「ヤクルト蕃爽麗茶」
(※30)参考:ヤクルト 新卒採用サイト「グローバル人材特集」
食品メーカー業界大手5社の社風の違い・制度
続いて、各社の社風について見ていきましょう。
味の素:「人を大切にする」を体現するホワイト企業
味の素が重んじる「味の素グループWay(※31)」の一つにもあるように、味の素は「人を大切にする」会社です。
2020年度では離職率は4.8%(※32)であり、厚生労働省が「雇用動向調査」で発表している離職率14.2%(※33)と比較して働きやすい労働環境を誇っているといえます。
また、通常の有給休暇とは別に、育児や看護のために就業時間を最大で2時間30分短縮できる制度や、リフレッシュ休暇、ボランティア休暇などの手厚い制度が整備されており(※34)、ワークライフバランスも大切にできる企業といえるでしょう(選考対策ページより)。
(※31)参考:味の素 新卒採用ページ「求める人物像」
(※32)参考:味の素「味の素グループ サステナビリティデータブック2022 添付資料2:人事・労務データ P.5」
(※33)参考:厚生労働省「令和3年雇用動向調査 結果の概要 P.1」
(※34)参考:味の素「味の素グループ サステナビリティデータブック2022 添付資料2:人事・労務データ P.7」
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明治:「年齢×目的」で幅広い層に商品を届ける明治
明治は、「赤ちゃんからお年寄りまで、全世代に『meijiらしい健康価値』を提供すること」をスローガンとして掲げでおり(※35)、「顧客の年齢」×「顧客の目的」別で幅広いニーズに貢献できることが魅力です。
「顧客の年齢」でいうと、例えば、乳幼児向けには粉ミルクの「らくらくキューブ」(※36)、高齢者向けにはドリンクタイプの栄養食品「メイバランス」などを届けており(※37)、幅広い年齢層に商品を届けたい思いが伝わります。
また、お菓子や冷凍食品という日常の食生活で多くの人に愛される商品から(※38)、健康を守るうがい薬(※39)や、トレーニング用プロテインドリンクの「ザバス」(※40)など、幅広い目的で購入される商品を提供しており、多様な「顧客の目的」に応える商品を届けていることが分かります。
以上から、「より幅広い年齢層の多様な目的に貢献し笑顔を届けたい」という思いのある学生におすすめの企業です(選考対策ページより)。
(※35)参考:明治「グループスローガン」
(※36)参考:明治「明治ほほえみ」
(※37)参考:明治「栄養ケア倶楽部」
(※38)参考:明治「商品情報」
(※39)参考:明治「栄養」
(※40)参考:明治「プロテインブランド『ザバス』」
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日清食品:真面目に他社が挑戦しないことに取り組む風土
1971年に世界初のカップめん「カップヌードル」(※41)、2005年には世界初の宇宙食ラーメン「スペース・ラム」を開発する(※42)など、日清食品には常に挑戦を続けてきた歴史があり、挑戦を許容、むしろ推奨する風土が存在します。
内定者が聞いた話によると、他の企業が思いつかないアイデアを許容する風土は広告・商品にも表れており、あるカップヌードルのCMでは本社を爆発させるアイデアが採用されたこともあります。
また、社内食堂のメニューは自社の株価に左右されるそうで、株価が高い場合はシュラスコ、低い場合には学校給食のような献立を重役が配膳するそうで、ここにも日清食品ならではのユニークさが読み取れます。
このように、日清食品は食品メーカーという安定した業界の中でも、独自のカラーを全面に押し出しているといえるでしょう(選考対策ページより)。
(※41)参考:日清食品「沿革」
(※42)参考:日清食品「ニュース」
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キッコーマン:しょうゆ国内シェアNO.1がもたらす落ち着き、穏やかな社風
キッコーマン しょうゆは、国内・海外ともにシェア1位を誇り(※43)、シェア獲得や顧客獲得のための急を要しないと考えられます。
そのため、海外展開を積極的に行ってはいますが穏やかな社風を持つといわれています。
実際に選考を受けた内定者はキッコーマンの社員について「営業の社員さんもいわゆる体育会系といったガツガツさはなく、穏やかな方ばかりだと感じた」と話しており、また、ある社員は「個々人で切磋琢磨(せっさたくま)するというより、皆で一つの目標に向かって協力する雰囲気」とも語っていたそうです(選考対策ページより)。
キッコーマンでは穏やかな社風の下で働くことができるため、周囲と助け合いながら業務にまい進したいという学生には魅力的だといえるでしょう。
(※43)参考:キッコーマン「ファクトブック 資料編 2022年版 P.15/P.32」
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ヤクルト:ヤクルトレディを有する独自の営業スタイル
ヤクルトの特徴として、社員はヤクルトレディと協力して業務を行っていることが挙げられます。
内定者の話によると、ヤクルトレディは家を一軒一軒回り、商品の販売業務を担当するのに対し、ヤクルトの社員はヤクルトレディのマネジメントや雇用環境の整備、販売戦略の立案などの業務を行っており、実際に、ある社員はヤクルトの販売会社が保有する保育所の整備を行うことで、ヤクルトレディの働きやすい環境作りに努めているそうです。
他の食品メーカーにはない独自の営業手法を有すること、それによって地域の人々に寄り添った活動を行えることは、ヤクルトの魅力であり、特徴といえるでしょう(選考対策ページより)。
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食品メーカー業界大手3社の平均年収・平均年齢・平均勤続年数
各社の給与は以下の表の通りです。
企業名 | 平均年齢(歳) | 平均給与(万円) | 平均勤続年数(年) |
味の素 | 44.6 | 1048 | 20.3 |
明治 | 44.9 | 1014 | 20.8 |
日清食品 | 40.5 | 790 | 11.2 |
キッコーマン | 43.4 | 790 | 13.4 |
ヤクルト | 42.5 | 850 | 18.7 |
※出典:2022年度有価証券報告書「味の素 P.12/明治 P.11/日清食品 P.11/キッコーマン P.12/ヤクルト P.9」
※平均給与は千の位を四捨五入しています。
日本全体の40歳から44歳の平均年収が約480万円(※44)であるため、この5社の年収は高い水準であることが分かります。
(※44)参考:国税庁長官官房企画課「令和3年分民間給与実態統計調査─調査結果報告─ P.21」
食品メーカー業界大手3社の選考対策・クチコミ
いかがでしたか。
さらに詳しい選考ステップは、下の「選考対策ページ」を参考にしてください。
味の素
明治
日清食品
キッコーマン
ヤクルト
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各企業の選考のクチコミはこちらをご覧ください。
味の素
明治
日清食品
キッコーマン
ヤクルト
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▪️インフラ・資源
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・【業界研究:石油業界】「ENEOS・出光興産・コスモエネルギー・国際石油開発帝石・石油資源開発・三井石油開発」石油大手6社の業績、社風を徹底比較!
・【業界研究:航空会社】大手2社(全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL))を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【非鉄金属:業界研究】大手4社(住友電気工業・三菱マテリアル・JX金属・住友金属鉱山)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️不動産・建設 ・【デベロッパー:業界研究】大手6社(三井不動産・三菱地所・東急不動産・住友不動産・野村不動産・森ビル)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【デベロッパー2:業界研究】大手4社(ヒューリック・東京建物・日鉄興和不動産・NTT都市開発)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【スーパーゼネコン:業界研究】主要5社(大林組・鹿島建設・大成建設・清水建設・竹中工務店)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️IT・通信 ・【SIer:業界研究】SIer大手5社(アクセンチュア・NTTデータ・野村総合研究所・日本IBM・富士通)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【通信:業界研究】大手キャリア4社(NTTドコモ・ソフトバンク・KDDI・楽天)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️人材・教育 ・【人材:業界研究】大手4社「リクルート・パーソルキャリア・パソナ・リンクアンドモチベーション」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【教育:業界研究】大手4社「ベネッセ・リクルート・トライ・LITALICO」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▼就活記事の総集編まとめ
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(Photo:DUSAN ZIDAR/Shutterstock.com)