こんにちは、ワンキャリ編集部です。
ワンキャリ編集部が総力を挙げてお届けする【最新版:業界研究】。
今回は、採用人数・インターンの多さ・早期内定などから、就活生を引きつけてやまない「総合コンサル」をご紹介します。
その中でも、就活生から圧倒的な人気を誇る総合コンサル5社、「アクセンチュア、デロイト トーマツ コンサルティング(以下、デロイト)、PwCコンサルティング合同会社(以下、PwC)、アビームコンサルティング(以下、アビーム)、KPMGコンサルティング(以下、KPMG)」の特徴に迫ります。
就活を始めた学生に、一気に知名度が高まる業界が「コンサルティング業界」。グローバルに活躍できる職場環境や社会的インパクトの大きい職務内容、そして圧倒的な成長機会やそれに見合う給与形態など、同業界には就活生を魅了する要素が多くあります。
ぜひ、最後までご覧ください。
<目次>
●「戦略コンサル」と「総合コンサル」の違いは?
・戦略コンサル/総合コンサル
●総合コンサル5社の特徴を徹底比較
・アクセンチュア/デロイト/PwC/アビーム/KPMG
●おわりに:各企業の選考ステップ
「戦略コンサル」と「総合コンサル」の違いは?
コンサルティング企業とは、まさに企業の経営課題を解決する精鋭部隊です。主な業務は高い専門性を生かしてクライアントの経営課題を解決することで、担当する領域に合わせて戦略コンサル・ITコンサルなどに区別されます。
勤務時間の長さや求められる頭の良さ、能力の高さに応じて基本的に給料水準は高く、コンサルティング業務で身につけた専門性を生かして転職や独立をする人が多い傾向にあります。就活生に人気のコンサルは「戦略」と「総合」の二つに分けることができ、以下のような特徴があります。
戦略コンサル:大企業の経営戦略を考案
戦略コンサルは大企業の経営戦略を考案する、まさに「コンサルらしいコンサル」です。経営戦略や成長戦略の立案など、企業の根幹に関わる業務に対するコンサルティングを行います。
一つの案件の依頼料が1,000〜2,000万円と高額です。クライアントも政府や大企業に限定され、若くして大企業の経営者と対等に仕事をするというチャレンジングな環境で働くことができます。戦略コンサルの詳細に関しては、以下の記事をご覧ください。
・【業界研究:戦略コンサル】BIG3(マッキンゼー・BCG・ベイン)の特徴や社風を徹底比較!
・コンサル志望必見!戦略コンサルBIG3(マッキンゼー、BCG、ベイン)の強さの秘訣〜1分でわかる「総合」「戦略」コンサルの違い〜
総合コンサル:戦略から実行まで「総合的に」企業を支える
総合コンサルは戦略から実行まで、企業の経営課題を解決できるファームです。提供するサービスも幅広く、戦略立案・組織改編、オペレーション改善など、さまざまな案件に対してコンサルティングを行います。クライアントの悩みに対し、川上から川下までサポートできることが総合コンサルの魅力です。
ゆえに、組織の規模が非常に大きく、その点が戦略コンサルとの大きく異なります。どの企業も大規模な人員や拠点数を抱えており、最大級の総合コンサルティングファームであるアクセンチュアの従業員は全世界で約738,000人、拠点の数は49カ国・200都市以上にのぼります(※1)。
また、「BIG4」と呼ばれるアメリカの世界4大会計事務所(デロイト/PwC/KPMG/EY)に所属するコンサルティングファームは、いずれもグループ内に会計事務所、監査法人、法務、ファイナンシャルアドバイザリーなどの企業を抱えており、連携してグローバルサービスを提供しています。
(※1)参考:アクセンチュア「会社概要・地図」
他にもITコンサル、業種特化型のコンサルがあります。詳細は以下の記事をご覧ください。
・「外資系コンサル=ケース対策」なんてもう古い!受かるためのポイント総まとめ【外資就活総まとめvol.2】