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入社1年目から大規模案件のフロントは当たり前。私たちの成長を支えてくれた「失敗を許容する文化」

企業インタビュー 企業理解 インタビュー IT 日系
2021年5月20日(木) | 10,567 views
sponsored by Works Human Intelligence

終身雇用や年功序列制度が当たり前ではなくなったことに加え、コロナ禍により、先行きがますます不透明になっていく中で「どんな環境でも通用する力が欲しい」「若手のうちから活躍して成長したい」という思いを抱き、就職活動に励む学生も多いのではないでしょうか。


そうした思いに応えようと、入社1年目から大きな仕事を任せているのが『「はたらく」を楽しくする』を企業理念に掲げるWorks Human Intelligence(以下、WHI)です。人事統合システム「COMPANY(カンパニー)」の開発と提供を手掛ける同社は、若手社員をマネージャーに抜擢(ばってき)するなど若手のうちから活躍できる環境づくりに力を入れています。

・「成長したい」は個人レベルで考えるな。新卒4年目、マネージャーになって分かった、若手が育つ組織の特徴

今回お話をお聞きしたのは、入社2年目の長谷川まゆりさん(コンサルタント)と川﨑玲奈さん(営業)。入社1年目から大規模案件を任された2人に、若手から成長するために必要なことをお聞きします。

インターンで見つけた「個の力」と「成長したい」という思い

──お2人がWHIに入社を決めた理由を教えてください。


長谷川:私は、働く社員の魅力や若手が活躍できる社風を重視して、就職先を選んでいました。2年生のときにWHIのインターンに参加したことをきっかけに、多くの先輩社員と知り合えました。魅力的な人が多く「このような人たちと一緒に働いて成長したい」と思うようになったんです。

またWHIは、従業員数が1,700人を超える規模の会社でありながら、ベンチャー気質の社風が特徴であり、本人の努力次第で、若手のうちから活躍できる環境があるところにも魅力を感じ、入社を決意しました。

長谷川 まゆり(はせがわ まゆり):コンサルタント
2019年、株式会社Works Human Intelligenceの前身企業に入社後、コンサル部署へ配属。 大手企業向け人事系ソフトウエアの導入プロジェクトに携わるコンサルティングを担当。


川﨑:私は就職活動をしていたころ、「多くの業界に携わることができるか」「若手のうちから多くの経験を積める環境があるか」といった点を重視しました。

その中でWHIはお客さまの業界、業種は多岐に渡るため、広く社会を知ることができます。さらに1年目から大きな仕事を任される環境があることに、魅力を感じたんです。

また、インターン時代から、先輩社員の「個の力」は印象に残っていました。一人ひとりが独自の考えや信念を持っており、意見をぶつけ合いながらも、同じ目標に向かって団結していく働き方を見て、この人たちと働けば自分の可能性や視野が広がるのではないかと思い入社を決めました。

川﨑 玲奈(かわさき れな):営業
2019年、株式会社Works Human Intelligenceの前身企業に入社後、営業部署へ配属。 大手企業向け人事ソフトウエアの導入プロジェクトに携わる営業を担当し、新規の大型受注も経験。


──なるほど、お2人ともWHIで働く社員に魅力を感じて入社を決めたのですね。現在の業務内容も教えていただけますか。


長谷川:私は、WHIが提供する人事システム「COMPANY」のシステム導入コンサルタントとして、お客さまが最適な形で「COMPANY」を業務改善に活用するためのサポートを行っています。

「COMPANY」の特徴は、お客さまが主体となって導入を進める点です。開発業者が業務を請け負った方が導入のスピードは上がりますが、本来の目的はお客さまがシステムを使いこなし、お客さま自身で改革を進めていくことだからです。結果的に導入のプロセスには平均で1年程を要するので、その間、コンサルタントはお客さまとの打ち合わせを繰り返しながら、導入企画の提案や、設定と検証をサポートします。

そのため、導入コンサルタントは、お客さまの業務や業界について正確に理解したうえで、導入計画の提案をする必要があります。例えば、製造業で工場が多い場合は、工場特有の勤務形態を導入計画に組み入れる必要がありますし、設定と検証のフェーズでは、お客さまの負担にならないような工数で進捗(しんちょく)管理をしていく配慮も求められるんです。


川﨑:私は営業部署に所属し、主に新規のお客さまに対してさまざまな提案を行っています。

WHIには、独自の営業戦略をまとめたフレームワークがあり、あらゆる度から提案方法を検討します。私たちのお客さまは、大手企業です。そのため、一つの検討に際しても、部署ごとに意見が違ったり、外部からは見えづらい組織力学が働いていたりと、考えるべきことは非常に幅広いです。

そんな組織を俯瞰(ふかん)して読み解き、提案を戦略的に進めるためにフレームワークを活用しています。

WHIの営業部署は、チーム単位で仮説と検証を繰り返していくのですが、提案資料作成から契約締結までの工程を若手社員が中心となって進めることも多く、入社1年目の社員が数千名規模の案件のフロントに立つこともあります。

若手抜擢の大型案件を成功に導く「1ミリ」へのこだわり

──入社1年目から大規模案件に関われるのは魅力ですね。川﨑さんも大型案件を任されたことはありますか。


川﨑:私は、入社2年目の夏に、大型案件の営業のフロントを任されました。一般的に人事システムは導入を決めるまでに半年から1年かけることが多いのですが、その案件は3カ月しかありませんでした。スケジュール的には、とても大変でしたが、期限内に契約締結まで進めることができ、達成感も大きかったです。


──達成感も大きい分、大変なことも多いのですね。


川﨑:営業戦略や提案資料は、一つの答えがあるものではなく、どこまで追求できるかが重要になるので、毎日小さな壁と向き合っている感覚です。

WHIでは「COMPANY」導入のきっかけとなるような業界の事情や社会背景の変化、その企業の中期経営計画などをあらゆる角度から検討して、提案に反映させます。

最初の提案時には課題が顕在化していない場合や、そもそも、お客さまが導入の検討をしていない場合もあるので、その都度、お客さまに「COMPANY」導入の妥当性を感じてもらえるような提案の切り口を考え続けなければなりません。また、お客さまに提案する際にも、提案内容を考えるだけではなく、どの部署の、どの担当者からアプローチしていくのが最善かまでチームで突き詰めます。そのために、部署や担当者の相関図を作成することもあります。

部署や担当者の関係性をまとめた相関図(イメージ)


一度、私が作成した提案資料に詰めの甘い部分があり、先輩から「1ミリにこだわりなさい」と活を入れてもらったことがあります。WHIは、1年目の社員でも最後までこだわり抜く姿勢が求められますが、より良いものを作るためなら、先輩たちもとことん付き合ってくれますし、チームからのフィードバックもあるので、一人で抱え込むような心配はありません。


──長谷川さんは大きな案件に関わった経験はありますか。


長谷川: 私は、1年目にある大規模案件のフロントを任されました。約1年に渡る導入プロジェクトが終わったときに、お客さまから個別にメールをいただきました。そのメールには、次のような感謝の気持ちがつづられていました。

これまで、さまざまな企業とシステム導入の仕事をしてきましたが、長谷川さんの対応が一番でした。難しい依頼でもすぐに対応してくれて、解決に導いてくれた姿勢は素晴らしかったです。

私のような若手社員が担当についたことで、プロジェクト開始当初は、お客さまも不安を感じていたと思います。「経験がなくても、少しでも貢献したい」という姿勢で取り組んでいました。最後にこのようなお褒めの言葉をいただき、大きな達成感を味わいました。


──1年目から大役を任された分、苦労したこともあったのではないですか。


長谷川:1年目で苦労したのは、お客さまの業務や業界の知識にキャッチアップすることでした。最適な導入計画を提案するためには、お客さまの業務課題や業界の事情を正確に把握しなければなりません。打ち合わせの場では、すぐに回答できなかったこともありましたが、そんなときは、できるだけ早く調べて対応することを心掛けていました。

また、今振り返ってみると入社したてのころは、お客さまの要望をそのまま設定に組み込むことが目的になってしまい「その設定変更は、本当に業務改善につながるのか?」「それはどのような課題解決に役立つのか?」といった視点が欠けていたところがありました。

先輩からのフィードバックは、本来の課題や目的に立ち戻って、各アクションの理由を問うような指摘が多く、その都度自分の未熟さを痛感するとともに、コンサルタントとしての基本動作の重要性を認識させられました。

「背伸びしてギリギリ」に挑むから、失敗を恐れずに成長できる

──WHIは失敗を許容し、チャレンジを推奨する文化があるとお聞きしています。それぞれのご経験の中で、そうした文化を実感した場面はありますか。


長谷川:WHIでは「これをやって」ではなく、「これをやりたい人はいる?」と言われ、案件が始まることが多く、自らチャンスを拾いにいくという働き方が企業文化として定着しています。タスクが能動的に立ち上がることも多く、実際に、若手社員の意見が会社全体の取り組みとして採用されたという事例もあります。

マネージャーも、若手社員が背伸びをしてギリギリ達成できそうな案件を選んでアサインするので、このような配慮が、若手社員が積極的にチャレンジできる文化につながっているのかもしれません。


川﨑:WHIには、まずは、「若手社員の裁量で自由にやらせてみよう」という方針があります。私は一度、「COMPANY」の導入を見送られたことがあるお客さまに、再度提案するという難しい案件を担当しました。

その際に、導入の可否が決まるような重要なプレゼンの場があり、絶対に失敗できないような状況だったのですが、そんな中でも私は、メインのプレゼンターを任せてもらいました。

WHIでは若手社員のミスで業務が思うように進まないときも、チーム全体でリカバリーし、軌道修正していこうという雰囲気があります。


──同期や先輩も若手から活躍しているのですか。


長谷川:導入コンサルティングの部署では、入社4年目でマネージャーになる人が多いです。過去最大規模の案件の担当を任されたのは、2年目の社員でした。私も1年目から数千人規模の企業を担当しましたが、1年目からメインブランドのコンサルタントを任されることは、とても珍しいことだと思っています。


川﨑:営業部署でも、若手社員のうちから活躍している人は多く、1年目の社員が大型案件を受注するといった事例も少なくありません。社歴に関係なく、チャンスは無限に広がっていると感じています。

2020年の社長賞を受賞したのは、5年目の社員でしたが、その方は芯が強く「自分がプロジェクトを主導していく」という強い思いを持っており、私も深く影響を受けています。

 

──お2人は今後、どのようなキャリアを歩みたいですか。


長谷川:できる限り早くコンサルタントとして一人前となり、クールなマネージャーになりたいと思っていますが、正直なところ、私はまだ、キャリアビジョンが明確には定まっていません。

今度、どのようなキャリアを歩むにせよ、その道で活躍できるような人間になりたいと思っているため、今は、コンサルタントとしての汎用的なスキルを吸収して、成長する時期だと捉えています。


川﨑: 私は将来的に営業やITにとらわれないキャリアを歩みたいと考えています。WHIでは、自分のイメージしたものを、周りを巻き込みながら形にしていくというプロセスを学んで、より濃密な経験をしたいです。

型にとらわれず自分で動けば、「はたらく」は楽しくなる

──WHIのミッション『「はたらく」を楽しくする』ですが、お2人はこのミッションをどう捉えていますか。


川﨑:WHIで働き始めてから、自分のイメージしたものを形にしていくプロセスに楽しさを感じるようになりました。そのためには、プロジェクトを自分で主導するという意識と、周りを巻き込んでいくことが重要だと思います。

「こんな提案は響くのではないか」「次はこんな切り口の企画を作ってみよう」と考えていたものを、同僚と一緒に形にしていくということが、私にとっての『「はたらく」を楽しくする』です。


長谷川:コンサルタントは、日々、正解のない課題と向き合っていく仕事です。そのため、自分で課題を見いだして、自分で解決策を模索していくという意識が『「はたらく」を楽しくする』につながっていくのではないかと考えています。

「自分がプロジェクトを成功させる」という思いを持って仕事をしていれば、その熱意は、お客さまにも伝わりますし、長期にわたる導入プロジェクトが終わった際には、お客さまと、ある種の戦友のような一体感を得られることもあります。


──どのような人がWHIに合うでしょうか。


長谷川:先ほどの話にもつながりますが、自分で課題を見つけて、それに対する解決策を見いだすことに楽しさを感じる人が、この会社に求められていると思います。逆に、細かく指示を出されることはあまりないので、人によって「合う」「合わない」はあると思います。


川﨑:WHIは指示を待っているのではなく、「自由にやらせてほしい」「自分でプロジェクトを進めていきたい」という意志を持った人が多い会社です。インターン時の課題の評価でも、そのような姿勢は重視されている印象でした。


──ありがとうございます。最後にこの記事を読んだ就活生の皆さんに向けてメッセージをお願いします。


川﨑:学生のうちからやりたいことが定まっていることは素晴らしいですが、一方で、選択肢を絞りすぎて、別の可能性を捨ててしまうのは良くないと考えています。

型にとらわれずに、チャレンジを続けていくことで、働き始めてからでも自分のキャリアの可能性を広げていくことができます。どんな道を選ぶにせよ、自分の可能性をなるべく狭めないで、就職活動に取り組んでいってほしいと思っています。


長谷川:就職活動に励む学生さんには「自分にあった会社に入ってほしい」と常々思っています。「この業界で、こんな仕事をやりたい」と思って会社を選んでも、その会社が自分に合わなかったら、後々、後悔することになるかもしれません。

私は、学生時代にやりたいことが明確になっていなかったので、自分に合った会社を選ぶことを意識していましたが、結果的に良かったと思っています。


──自分に合った会社を選ぶコツはありますか。


長谷川:私は、OB・OG訪問やインターンのときに「もう一度、就活をするとして、同じ会社に入りますか?」「入社前後で、会社に抱くイメージにギャップはありましたか」といった具体的な質問をしていました。抽象的な質問をすると本音が見えにくかったり、建て前ではぐらかされたりしてしまうこともあるので、より具体的な質問をした方が良いのかもしれません。


川﨑:私は、社員さんの将来のビジョンを詳しく聞くようにしていました。最後まで就職先で迷っていたのですが、WHIには、社内で出世して活躍するというキャリア以外にも、全く別の業界でのキャリアプランを持つ人もいて、さまざまなビジョンを聞くことができました。「将来、どんな道を選んでも良い」と思わせてくれる会社の器量を感じたのも、入社の決め手でした。

興味のある会社の社員さんと話す機会に、キャリアプランやビジョンを聞いてみることで、その会社が自分に合っているかどうかが見えてくると思いますよ。


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