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【独占】三井物産×メルカリ対談:出産、子育て、変わる心境。キャリア入社社員の本音に迫る

転職 女性 インタビュー IT 商社 ベンチャー 大企業
2022年2月10日(木) | 5,337 views
sponsored by 三井物産、メルカリ

将来のライフイベントを迎えても、仕事も子育ても妥協しない働き方ができるのか。

妊娠・出産で一時的に仕事から離れざるを得ないケースも多くある中で、「働き方」の観点は、会社選びやキャリア形成をする際の重要な判断軸です。「働きやすい環境」や「ダイバーシティ&インクルージョン」を謳(うた)う企業は年々増える一方、女性がキャリアを築くうえで、本当に大切なことは何なのか。

2021年12月21日(火)、ONE CAREER PLUS主催の社会人向けイベントに三井物産とメルカリで働くお二人が登壇。

・三井物産 兵藤さん
15年に三井物産へ中途入社。20年に産休/育休を取得後、21年10月に復帰されたばかり。前職は日系コンサル。

・メルカリ 林さん
19年にメルカリへ中途入社。People & Cultureにて採用活動の改善や人事システムの運用改善に従事。6歳娘と1歳息子の2児の母。

お二人にモデレーターのワンキャリア佐賀を加え、「ライフステージの変化とキャリアの価値観」をテーマに本音のパネルディスカッションを行いました。

キャリアを築く中で直面する現実と課題、そして未来への期待とは? 産休・育休も経験されたお二人の実体験が語られたイベントの様子をご紹介します。

<目次>
●「選べる力」をつけるためのファーストキャリア?
●「このままだと結婚も出産もできないかもしれない」5年目の分岐点
●「自助努力だけは持続性がない」リモート/フレックスの活用実態
●復職後の働き方を左右する「三井物産ならでは」「メルカリならでは」のカルチャー
●「転職してから出産か、出産してから転職か」
●価値観は変わる。「すべき」にとらわれない、「したい」を諦めない

「選べる力」をつけるためのファーストキャリア?

──今日のテーマは「ライフステージの変化とキャリアの価値観」です。就職活動のとき、入社後、出産前、子育て中と、その時々でキャリアに対する価値観にどのような変化があったのか、お伺いできればと思います。まずは、三井物産の兵藤さん。学生時代にどのようなキャリアを描き、どのような就活をしていましたか?

兵藤 晴香(ひょうどう はるか):三井物産株式会社 ホスピタリティ事業部複合型サービス開発室
2011年に日系コンサル会社に入社。パブリック領域における政策立案支援業務等に従事した後、2015年に三井物産に入社。ホスピタリティ領域の関係会社に出向し、経営戦略策定業務を担当。2020年から産休・育休を取得し、2021年10月より復帰。現在、ウェルネス事業本部にて複合型サービス関連業務に従事。


三井物産 兵藤:就活当時のキャリアに対する価値観は、どちらかというと「若いうちからバリバリ働いて経験を積みたい」という思いを持っていましたね。

私は転職にて三井物産に中途入社していますが、実は学生のときから三井物産を志望していました。当時の私は司法試験を目指していたもののうまくいかず、進路に迷っていて。そんなときに三井物産のセミナーに参加し、世界中の社会課題にビジネスを通じて関われるフィールドの大きさや自由度に惹(ひ)かれていたんです。

残念ながらそのときはご縁がありませんでしたが、新卒入社した日系コンサルでも「幅広いニーズや課題の解決に取り組む」という意味では、似た経験を積むことができました。プロジェクトを通じ、社会の一員としてわずかでも現実を動かせている実感も得られ、刺激的でとても楽しかったです。


──兵藤さんは、新卒就活のときの志望先にリベンジされた、という感じなんですね。メルカリの林さんは、いかがでしょうか?


メルカリ 林:私は就活をしていた当時、社会に出て働きたい思いはあったけれど、正直なところ将来のキャリアプランを全く描けずにいました。というのも、「出産をして家族を持つこと」は明確にやりたいと小さい頃から考えていましたが、将来、いざ自分がそのタイミングになったときに、どんな選択をするかは自分でも分からないと思っていました。

林 まり子(はやし まりこ):株式会社メルカリ HR Information System Team
大学卒業後、人事組織コンサルティング企業にて、プロジェクトマネジャーとして採用戦略立案や採用業務改善の複数プロジェクトに10年ほど従事。2019年1月メルカリに入社。Hiring Managementチームにて採用業務の標準化、面接官トレーニング導入などを担当。2021年5月に第二子の育休から復帰し、現在はHR Information Systemチームにて人事システムWorkdayの運用改善を担当。現在、6歳娘と1歳息子の母。


メルカリ 林:だから「仕事を続ける」「家庭に入る」のどちらも選択できるように、たとえ一時的に仕事を離れても「戻ってきてほしい」と言ってもらえる人になろう。そう思い、出産までの期間に十分な経験が積めて、成長スピードが速い環境を選ぼうと、中規模の人事コンサルの会社に入社しました。


──林さんは、「選択できる力を持つためのファーストキャリア」ということなんですね。お二人とも「力がつくところ」という意味では共通されると思いますが、1社目で得たもの・身についた力はずばり、なんでしょうか?


三井物産 兵藤:ある種のしぶとさ、ですかね。コンサル時代は特定の専門領域は持たなかったのですが、設定した課題のソリューションをとことん考える中で、課題への向き合い方、向き合うために必要なしぶとさといった社会人としてベーシックな部分を鍛えてもらいました。


──「この力があるから仕事と育児の両立ができている」という意味だと、今のお答えは変わりますか?


三井物産 兵藤:いえ、仕事と育児の両立のためには、やはり時間との戦いはありますし、プロジェクトワークごとに新しい領域のキャッチアップをする必要もあるので、その経験も今に生きているなと思います。


メルカリ 林:私も同様に、仕事の基礎を叩(たた)き込まれたと思います。具体的にはプロジェクト管理や物事をわかりやすく整理する力、お客さまとのコミュニケーションや関係構築の仕方など。年次に関係なく、新卒1年目でも経験を積む機会を与え、鍛えていただいたことに感謝しています。

「このままだと結婚も出産もできないかもしれない」5年目の分岐点

──お二人のキャリアの最初の転換点について伺いたいです。林さんはご結婚、兵藤さんは転職と、お二人とも5年目のタイミングが大きな変化だったのかなと思いますが、いかがでしょうか?

メルカリ 林:そうですね。それまではタフな働き方をしていたのですが、社会人5年目で結婚をしたことを機に、プライベートとのバランスが取れる働き方をしたいと思いました。

その後一人目の子どもを出産して復職をするときに、周りでは時短復帰をされる方が多く、私自身も子どもとの時間を大切にしたかったので時短勤務を選んだんです。でも、結果的には復帰後2カ月で勤務時間を伸ばしました。ストレートにいうと、全然物足りなかった(笑)。


三井物産 兵藤:物足りない、というお話、すごくわかります。私もちょうど復職して2カ月たったところですが、実は来月から時短勤務を止めることにしたんですよ。

仕事と育児の両立は初めてのことだし、子どもとの時間を取りたいと思って時短で復帰したんですけど、今の自分の気持ちは仕事の比重が増えつつあって。出産前後はもちろん、子育てをする中でも自分の価値観が変わることを痛感しています。


──兵藤さんの最初のキャリアの転換点はいつでしたか?


三井物産 兵藤:「このままだと結婚も出産もできないのではないか」と、30歳を迎えて不安になったのが5年目です。仕事はすごく楽しかったのですが、とにかく忙しくて。毎日深夜まで働く生活が続く中、周りの友人がプライベートを充実させていく姿への焦りもあったと思います。正直、就活のときは仕事でキャリアを積むことだけを考えていました。

でも、実際にコンサルで活躍する先輩女性の働き方を見たときに「私はこうはなれないかもしれない」と感じ、改めて考え直したんです。体もしんどかったので、ワークライフバランスを現実的に考えたいという思いとも葛藤していました。


──その中で、どうして三井物産へ転職されたんでしょうか?


三井物産 兵藤:学生時代に志望したこともあり、まず三井物産を受けてみようと。コンサル会社で「少しは成長できた」と思えたタイミングで、仕事を通じて得られ始めていた「ビジネスを通して社会を変えていく実感」をもっと求めたい気持ちが強くなりましたね。


──「でも、総合商社もハードでしょ?」と疑問を持つ人もいると思います。


三井物産 兵藤:入社前に思っていたことは2つです。1つ目は、学生時代の思いもありシンプルに「受けてみよう」ということ。2つ目は、正直、前職の業界と比較して、まだ業務量をコントロールしやすいのではないか、と考えていました。

特に2つ目に関しては、男性社会というイメージもありましたし、コンサルと同様にハードな環境だろうとは思っていました。ただ実際に入社してみると、男性の方が数は多いものの、働くうえで性別を意識することはありません。仕事の割り振り方も平等です。制度も充実していますし、要望をきちんと伝えれば、ある程度働き方を調整できる環境だと思います。

その代わり、自律性は要求されます。例えばプライベートの事情で働き方を変更しなければいけない場合は、自分から周囲に対して働きかけて理解を求めなければいけない。


──なるほど、それって裏返すと、「個人のキャリアプランを重視してくれる会社でもあった」ともいえますよね。

「自助努力だけは持続性がない」リモート/フレックスの活用実態

──今はどのような働き方をしていますか?

三井物産 兵藤:毎日17時半頃にいったん仕事を中断して子どもの迎えに行って、21時半ぐらいまでは育児対応、その後2時間ぐらい仕事をするのが大体のスケジュールです。

平日の時間に余裕はありませんが、これは自分の選択。会社と交渉すれば仕事をセーブすることもできるけれど、私はM&Aの実務をやりたくて、自ら頼んで今の業務をさせてもらっています。もちろん希望が常に通るわけではないですが、少なくとも私の場合は、最大限で意思を尊重してもらっていると思います。


メルカリ 林:私は基本的に9時〜18時で働いています。朝型なので、子どもが起きる前にスケジュールチェックや打ち合わせの準備をすることも多いですね。


──復職後の働き方を左右する要因は何だと思いますか? 自助努力次第なのか、会社の制度なのか、周囲との関係性やサポートなのか。お二人のお考えを聞いてみたいです。


メルカリ 林:私は二人目を出産後にフルタイムで復帰していますが、その判断ができたのはフルリモートとフルフレックスの制度があることが大きかったです。月単位で自分の裁量で勤務時間を調整できることが後押しになりました。

実際に2021年5月に復帰してから、会社に行ったことは2〜3回しかないんですよ。チームもコロナ禍で1年以上フルリモートにて働いているので、コミュニケーションに困ることも全くない。おかげで子どもが保育園に行けない時期も、家で子どもを見ながら仕事をすることができています。


三井物産 兵藤:自助努力で無理をしても続かないので、心身ともにサステナブルに働くうえで、ある程度柔軟に調整できる環境は重要だと思います。

私がフル活用しているのは、リモートワークと時差勤務制度(午前7時45分~10時45分の間で出勤時間を選択できる制度)。とにかく毎日時間がない中で、リモートワークであれば少しでも多く勤務時間を捻出できますし、時差勤務があれば子どもの送り迎えなども対応しやすい。一日のトータルで帳尻を合わせればいいと考えれば、仕事はもちろん、子どもと向き合う時間も確保できます。

復職後の働き方を左右する「三井物産ならでは」「メルカリならでは」のカルチャー

──抽象的な質問ですけど、「三井物産ならでは」「メルカリならでは」と感じることはありますか? 制度自体は他社にもある中で、活用する人や周囲の空気、カルチャーなど、自社ならではと思うことがあれば教えてください。


メルカリ 林:メルカリには「プロとしてバリューやパフォーマンスを発揮するための制度」という考え方がベースにあるように感じています。本人が希望する働き方を実現することで、結果的にパフォーマンスを発揮でき、会社にとってもいい影響がある。だから柔軟に働ける環境が根付いているのかなと個人的には思っています。

実際に、当社にはさまざまなプライベートの事情を抱えながら働いている社員がたくさんいます。「チャレンジしたいけど、家庭のこともあるからできないかな……」という葛藤は誰しもあると思いますが、メルカリでは「チャレンジできるかも」という考え方に自然となれる。私自身肩の力が抜けて、新しいことに手を出せるようになったと感じています。


三井物産 兵藤:三井物産は個人の自主性が重視されるカルチャーであり、充実した制度をどう使うかも本人次第です。そして制度を活用して、自ら新しい働き方を作っていける環境があると思っています。

制度面全体は充実していますが、性別を問わず、育児や介護に限らず、人にはさまざまなプライベートの事情があり、誰もが柔軟に働ける雰囲気づくりという意味では、当社はまだ道半ばです。でも、もう少しと感じる部分に対して声をあげ、伝える努力をすれば、変わっていくと信じられる。常に変わろうとするところは、三井物産のいいところだと感じています。

「転職してから出産か、出産してから転職か」

──参加者から「妊娠がわかった段階で仕事を辞めようと思ったことはありますか?」という質問が来ていますね。いかがでしょう?


メルカリ 林:就活のときは家庭に入る選択も視野に入れていましたが、妊娠をした時点では「引き続き働きたい」と強く思っていました。それまでの約6年経験を積む中で、お客さまとの関係ができて、仕事の面白みも感じていたので、自然と「出産後は職場に戻って、また新しい仕事にチャレンジをしたい」と考えていましたね。


三井物産 兵藤:私も仕事を辞めようとは思わなかったですね。三井物産でやりたいことが実現できていなかったですし、社内には出産を経て前線でバリバリ仕事をしているロールモデルもいる。「制度を活用すれば、自分でもある程度まではやれるんじゃないか」とイメージができました。

──個人的な話ですが、うちの夫婦の目下の話題が「転職してから出産するか、出産してから転職するのか」。今の会社で育休を取った方が慣れた環境で安心感がある一方、出産後の転職は難易度が上がるのではという懸念もあります。兵藤さんは出産前に転職、林さんは出産後に転職をしていますが、当時はどのように考えていましたか?


メルカリ 林:実は二人目も前職で産もうと思っていました。一社目の会社がすごく好きでしたし、慣れていて働きやすいと感じていましたしね。ただ、子どもを授かることは奇跡であり、タイミングが図れることではありません。プランニングはできないので、結果的にメルカリに転職してから出産した、という感じです。


三井物産 兵藤:とてもよくわかります。私の場合は将来的な出産を視野に入れて転職をしていますが、妊娠・出産は本当に先が読めません。仮に「転職」と「出産」の選択肢を迫られたとしても、転職のチャンスがあればトライするだろうし、先に子どもが産まれたとしても、その時々で取れる最善の対応をしていくしかありません。


──「短期的なキャリアはイメージできる。でも、長期的なキャリアが難しい」ということだと思います。お二人の長期的なキャリアってどんなイメージでしょうか。


メルカリ 林:二人目を出産して、10年以上仕事をしてきた中での私の考え方は、「長期的なキャリアを計画して実行するのは無理がある」ということ。仕事もプライベートも、想定外のことがたくさんあります。

だから私は「人事領域で専門性を高めたい」という大きな方向性は持ちつつも、「何年後に◯◯を経験する」といった具体的なプランニングまではしていません。その時々の会社やチーム、家庭などの状況を踏まえて、「今自分は何がしたいか」を考えながら、そのときの自分の気持ちに素直にしたがって柔軟に判断をしつつ、チャンスがあるときにできるだけ手を上げていこうと考えています。

メルカリ 林:その際、私が意識的にやっているのは、やりたいことを社内外に発信して種をまくこと。それを見た人が「林さんがやりたいって言っていたな」と思い出してくれて、チャンスにつながることが結構あるんです。


三井物産 兵藤:林さんの種まきの話に共感します。私が意識しているのは、「条件が揃(そろ)うまで待つことはしない」ということ。たとえ将来を具体的にイメージしても、転職や出産で価値観は変わる。今やりたいことを大切に、主体性を持ってワークライフマネジメントをするイメージで、将来を考えています。

具体的には、今後新規事業の立ち上げと海外駐在にチャレンジしたいと思っていて。相当なエネルギーが必要で、仕事にフルコミットせざるを得ない局面もあるでしょうけど、「じゃあどうするか」はチャンスが訪れたときの状況に応じて考えるしかないんですよね。

三井物産は大きい会社ですが、たった一人の情熱や行動から始まった事業がたくさんあります。自ら挑戦すれば、新しいビジネスを作ることも、大きな変化を起こすこともできる。そういう環境に身を置いたことで、腹が据わった感覚もあります。

価値観は変わる。「すべき」にとらわれない、「したい」を諦めない。

──やりたいことに貪欲にチャレンジする姿勢は、お二人に共通しているように思います。そういう考え方は新卒のときからありましたか? それともライフステージの変化の中で変わっていった感じでしょうか?


三井物産 兵藤:変わっていきましたね。新卒のときは自分でキャリアを作る意識はなく、受け身だったなと思います。でも出産を経て「主体性を持った強い個人にならないといけない」と思うようになりました。


メルカリ 林:私も完全に変わったと思います。新卒の頃は「どうあるべきか」を考えてしまうタイプで、「先輩はこういうキャリアを歩んでいるから、私もこういう仕事を何年後にやらなきゃ」という考えにとらわれていましたが、今は「自分がどうしたいか」に素直になろうと思えています。

それに対して何か言われようと自分の人生だし、「私は家族の状況がこうだから、こういう働き方をしたいし、仕事ではこういうチャレンジがしたい」と今なら胸を張って言える。メルカリは心理的な安心感がある会社で、「自分の意思を言っていいんだな」と思えているからこそだと感じています。

──最後に参加者の皆さんへのメッセージをお願いします。「三井物産やメルカリだから」にとらわれず、参加した方が自分の会社でこれからできることのヒントをぜひ!


三井物産 兵藤:挑戦を諦めないでほしいなと思います。もがいている最中の自分が言うのもおこがましいですけど、特に女性の20〜30代は激動で、いつ何が起きるかわかりません。自分の価値観もどんどん変わるので、一般的な「こうすべきである」にがんじがらめにならず、その時々で精一杯頑張っていけばいいのだと思います。

先のことを想像して、恐れて、今行動しないのはもったいないです。社会全体を見ても、ワークとライフの両立に関する環境が完璧に整っている企業はほとんどない。自分が当事者として変えていきたいと私は考えていますし、今日ご参加いただいた皆さんが望むキャリアを歩めることを心から祈っています。


メルカリ 林:繰り返しになりますが、大切にしたい働き方やキャリアの考え方に正直に、発信することを大切にしていただきたいなと思います。兵藤さんがおっしゃるように会社に提案するのも素敵(すてき)ですし、まずは自分の上司と話してみるのもいいと思います。

実は私が転職活動をしたとき、最初は10社ぐらい書類選考で落ちて絶望したんです。「受かるために働き方の希望を変えなきゃ」と考えそうにもなったんですけど、それはやっぱり違うなと思って「自分の人生で何を大切にしたいか」を突き詰めて考えるいい機会になりました。転職を考えている方は、ぜひ自分の気持ちに嘘(うそ)をつかずに転職活動をしていただけると個人的にはうれしいなと思います。


*

以上、ONE CAREER PLUSでは、今後もこうしたキャリアを考えるイベントを実施していきます。最新情報はこちらよりご覧ください。

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【執筆:天野夏海/編集:長谷川 嵩明】

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