こんにちは、ワンキャリア編集部です。
空調事業において圧倒的な世界シェアを誇る、ダイキン工業(以下、ダイキン)。環境問題の解決へも積極的で、社会貢献性も高い企業です。
ダイキンの職種には事務系や技術系、コンタクトセンター職などがあります。なかでもこの記事では「事務系」に絞って具体的な選考対策をお伝えします。
選考前の最終確認にご一読ください。
<目次>
●ダイキンの社風
●ダイキンの本選考のポイント
●ダイキンの本選考のフロー
・1. エントリーシート(ES)
・2. Webテスト(自宅受験)
・3. グループディスカッション(GD)
・4. 1次面接
・5. 最終面接
●おわりに
ダイキンの社風:高い技術力と挑戦的な姿勢で確立した世界シェアNo.1の座
ダイキンは空調事業において、世界シェアNo.1を誇るグローバルメーカー。国内外問わず多くの人に親しまれる商品を生み出す背景には、以下の3つの要素があります。
・地域に根付いた「市場最寄化戦略」
・世界No.1を目標にした高い技術力
・新たな価値創造への挑戦
「市場最寄化戦略」とは、国や地域のニーズに合わせた製品を現地で生産・提供する戦略(※1)。
各エリアの人々の生活にマッチするよう、機能・電力消費・価格などを調整し展開します。日本だけでなく海外でのシェア拡大に成功した、大きな理由の1つです。
各国の細かいニーズに対応できるのも、高い技術力があってこそ。目標である「世界No.1の技術力」を実現すべく「テクノロジー・イノベーションセンター」を設立し運営を続けています(※2)。
また、シェアを拡大し続けるダイキンの根底にあるのは「新たな価値創造に挑戦する」姿勢です。
1934年には日本初の冷凍機を開発。その他にも日本初のビル用マルチエアコンや、世界初となる加湿機能付きエアコンを世に生み出してきました(※3)。
「人々に寄り添いながら、高い技術力で新たな製品を生み出すこと」こそが、ダイキンの最大の魅力といえます。
(※1)参考:東洋経済オンライン「150カ国に展開、ダイキンに見る『勝ち条件』 欧州がいまだ『エアコン有望市場』である理由」
(※2)参考:ダイキン工業「メッセージ」
(※3)参考:ダイキン工業「ダイキンの空気の歩み」
環境問題解決に取り組み「サステナブル社会」の実現を目指す
「社会貢献性の高さ」もダイキンの特徴です。SDGsといった環境問題に対して積極的な取り組みを行っています(※4)。
インドネシアでは森林再生だけでなく、現地での環境教育や農業支援も実施。環境社会貢献活動に対する感謝状を、インドネシア政府から受理するほどです。
その他にも三井住友ファイナンス&リースと提携し、環境負荷が低いエアコンの普及も目指しています(※5)。
社会貢献を就活の軸にしている学生にとっても、おすすめの企業といえるでしょう。
(※4)参考:ダイキン工業「環境保全」
(※5)参考:ダイキン工業「低温暖化冷媒R32を用いた空調機の販売におけるSDGsリース『みらい2030™』の取り扱い開始について」
柔軟な働き方によるダイバーシティの推進
ダイキンには、「経営の根本には人がある」の考えに基づき、人を大切にする社風が存在します(※6)。
ワーク・ライフ・バランスを重視し、多様な人材が活躍できるよう、「フレックスタイム」「裁量労働」「在宅勤務」などの制度や施策を導入しています。その結果、イノベーションの創出、生産性向上等の成果を上げていることが認められ、2016年には経済産業省の「新・ダイバーシティ経営企業100選」に選定されました(※7)。
社員一人ひとりの考えを尊重し、年次を問わず意見が求められる環境もあるようです(内定者談)。
また挑戦する人を応援する文化も根付いています。その代表例が「コアマン&サポーター制度」です(※8)。
プロジェクトの発起人である「コアマン」を、それ以外のメンバーが「サポーター」として支えます。コアマンとサポーターに年次や役職は関係ありません。
現場の声を吸い上げるだけでなく、実行に移す環境が整っています。自分の意思をもって挑戦し、何かを成し遂げたいと思う人に最適な企業です。
(※6)参考:ダイキン工業「人を基軸に置く経営」
(※7)参考:ダイキン工業「ダイキンのダイバーシティについて」
(※8)参考:ダイキン工業「サステナビリティ説明会 P.42」