こんにちは、ワンキャリア編集部です。
国内最大手の石油元売り会社であるENEOS(旧:JXTGエネルギー)。近年では次世代エネルギーにも注力し、低炭素・循環型社会の形成に貢献しています。
この記事では、ENEOSの「事務系」に絞って具体的な選考対策をお伝えします。選考前の最終確認のためにご一読ください。
<目次>
●ENEOSの特徴
●ENEOSの本選考のポイント
●ENEOSの本選考のフロー
・1. エントリーシート(ES)
・2. Webテスト
・3. 1次面接
・4. 2次面接
・5. 3次面接
・6. 最終面接
●おわりに
ENEOSの特徴:日本産業を根底から支える「貢献度の大きさ」を実感しつつ、高水準の給与で働ける環境
ENEOSの特徴は以下の3点です。
・日本社会や産業を根底から支える、貢献度の大きい仕事
・石油を中心に多様な事業を展開。次世代エネルギーにも積極的に注力
・高い給与水準とワークライフバランスを実現させる制度
それぞれの項目について、下記に記載します。
日本社会や産業を根底から支える、貢献度の大きい仕事
ENEOSは燃料油の資源調達から、精製、販売まで行う国内最大手の石油元売り会社です(※1)。そんな同社の最大の魅力は「日本社会や産業を根底から支える貢献度の大きさ」といえます。
2020年における、日本の最終エネルギー消費に占める石油の割合は47.4%(※2)。エネルギー供給の中心的な役割を担う石油に関して、ENEOSのシェアは50%で国内1位です。原油処理能力においても187万バレル/日と国内でトップを誇っています(※3)。
業界内でも圧倒的なプレゼンスを持ち、日本産業や社会を根本から支えられる仕事は、働く社員にとって大きなやりがいになるでしょう。
実際に内定者が参加した企業説明会では、複数の社員が「供給先の多さ、扱う規模の大きさに圧倒される一方、エネルギー業界の雄として安定供給の責任感や日本の産業基盤を支える貢献度を日々感じている」と話していたそうです(選考対策ページより)。
(※1)参考:ENEOS Recruiting 2024「事業概要」(※2)参考:経済産業省 資源エネルギー庁「2020年度エネルギー需給実績(確報)参考資料」
(※3)参考:ENEOS「数字で見るENEOS」
石油を中心に多様な事業を展開。次世代エネルギーにも積極的に注力
ENEOSは石油を中心に、以下のような事業を展開しています(※1)。
・資源調達 └原油・天然ガスを購入し日本国内に安定的に輸送する。 ・精製・製造 └原油を蒸留して各成分に分け、石油製品・化学品を製造する。 ・リテール販売・法人販売 └インフラ産業、公共施設、一般のお客様に製品・エネルギーを販売する。 ・産業用燃料販売 └運輸・物流・工場で必要となる燃料を供給して産業界を支える。 ・潤滑油事業 └自動車・機械類を円滑に動かす高付加価値の潤滑油を販売する。 ・化学品事業 └石油化学品、高機能の新素材を自社で製造、国内外に供給する。 ・電力事業 └自社発電の電力を国内に供給、家庭向けの小売り事業(ENEOSでんき)も展開。 ・ガス事業 └海外から天然ガス・LNG(液化天然ガス)を輸入、国内各地に安定供給する。 ・海外事業 └アジア太平洋圏を中心に、海外プロジェクトを推進する。 (現地法人との資本業務提携、M&Aを通じた販売網の確保など)
日本では2021年度から2025年度の期間で、石油製品の需要が約6%程度減少すると試算されています(※3)。
このような背景からENEOSは上記の事業だけでなく、水素エネルギー事業にも注力(※4)。水素供給サプライチェーンの構築の推進や、トヨタ・日産などを含む11社合同の新会社「日本水素ステーションネットワーク」の設立も遂げています(※5、6)。
以上のことからも、低炭素・循環型社会の構築をリードする企業といえるでしょう。
(※3)参考:経済産業省「2021〜2025年度石油製品需要見通し(案) P.3」(※4)参考:ENEOS「特集2 多彩な次世代エネルギーへの挑戦」
(※5)参考:ENEOS「水素サプライチェーン構築事業」
(※6)参考:ENEOS「日本水素ステーションネットワーク合同会社を設立-11社協業により水素ステーションの整備を加速-」
高い給与水準とワークライフバランスを実現する制度
ENEOSは高い給与水準と、ワークライフバランスを実現する環境が整っている点も特徴です。
同社社員によると、新卒入社5年目の給与水準は700万円程度。30代前半では1000万円近くになり、30代後半では1100万円クラスに到達するとのこと(選考対策ページより)。
働き方改革も推進し「20時以降の労働や日曜日の出社は、管理職も含めて原則禁止。残業や休日出勤のためには役員クラスの承認が必要となる」と、企業説明会で社員が話していたそうです。
柔軟な働き方を可能にするために、以下のような制度があります(※7)。
・配偶者転勤同行チャレンジ制度 └配偶者に国内の転勤などが発生し、かつ配偶者に同行することを希望する場合に、休職および特定地域への異動希望を会社に伝えることができる制度。 ・転勤猶予制度(転勤猶予カード) └社員が転勤を希望しないことを申し出た場合に、3年間を限度に、原則として転勤を猶予する制度。
高水準の給与を得ながら、ワークライフバランスを充実させたい学生におすすめの企業といえるでしょう。
(※7)参考:ENEOS Recruiting 2024「働き方を支える制度」