こんにちは、ワンキャリ編集部です。
面接でよく聞かれる「どんな社会人になりたいか」の答え方に悩んでいる就活生は多いかと思います。本記事では、「どんな社会人になりたいか」の答え方を、13の例文を用いて解説します。また、面接での話し方や注意点、「どんな社会人になりたいか」が分からないときの見つけ方も解説していますので、参考にしてください。
<目次>
●「どんな社会人になりたいか」を面接官が聞く理由
・理由1. 自社の理念や社風に合うか知りたいから
・理由2. 理想の将来像を知りたいから
・理由3. 配属先を決める参考にしたいから
・理由4. 入社意欲の高さを測りたいから ●「どんな社会人になりたいか」の回答例文13選
・1. 顧客に信頼される社会人
・2. 視野が広く気が利く社会人
・3. 多様なチームメンバーをまとめる社会人
・4. 常に挑戦し成長しようとする社会人
・5. 自ら課題を発見し、解決できる社会人
・6. 臨機応変に対応できる社会人
・7. 新しい価値を創造できる社会人
・8. 自分と異なる意見を尊重できる社会人
・9. 感謝の気持ちを持って行動できる社会人
・10. 目標に向かって泥臭く努力できる社会人
・11. 他者から信頼される社会人
・12. 何事も前向きに頑張れる社会人
・13. グローバルに活躍できる社会人 ●面接で「どんな社会人になりたいか」を話す際のポイント
・1. 結論から話す
・2. 具体的なエピソードで補足する
・3. 入社後にどう働きたいか伝える
・4. 再度結論を述べて締めくくる ●「どんな社会人になりたいか」を面接で話す際の注意点
・抽象的すぎる社会人像は避ける
・基本的なマナーに関する社会人像は避ける
・企業の業務と関連がないことを伝えない
・自分の性格に合った社会人像を選ぶ
・他の質問と一貫性を意識する
・過剰な自己アピールを控える ●「どんな人間になりたいか」などの類似質問への答え方
・面接官が「なりたいもの」を求めている類似質問の場合
・面接官が「やりたいこと」を求めている類似質問の場合 ●「どんな社会人になりたいか」が分からないときの見つけ方4選
・自己分析から見つける
・他己分析から見つける
・OB・OG訪問やインターンシップで理想の社会人像を見つける
・キャリアアドバイザーに相談してみる ●おわりに
「どんな社会人になりたいか」を面接官が聞く理由
面接官が「どんな社会人になりたいか?」を聞く主な理由は、以下の通りです。

理由1. 自社の理念や社風に合うか知りたいから
企業は、自社の理念や価値観に共感している人を採用したいと考えています。例えば「お客さま第一」を掲げる会社なら、顧客目線を大切にする姿勢を持った人材を求めています。そのため、就活生が考える「理想の社会人像」が企業の理念や価値観にマッチしていれば、採用されやすくなるでしょう。
理由2. 理想の将来像を知りたいから
企業は「どんな社会人を目指しているか?」を知ることで、面接官は就活生が将来どのように成長するかをイメージしています。例えば「リーダーとしてチームをまとめられる社会人を目指したい」という目標があれば、入社後にリーダーとして積極的にマネジメントを行い、企業を成長させてくれると期待できるでしょう。この将来像が、企業が求める人物像にマッチしていれば、採用の可能性はさらに高まります。
理由3. 配属先を決める参考にしたいから
配属先を決める際に、就活生が目指す理想の社会人像を参考にする場合もあります。例えば「高い専門性を持って活躍できる社会人になりたい」という回答であれば、専門的なスキルを重点的に学習できる部署に配属される可能性が高くなるでしょう。企業からしても、就活生の希望とマッチする部署へ配属すれば、短期離職のリスクを減らせるため魅力的です。
理由4. 入社意欲の高さを測りたいから
学生の間から「どんな社会人になりたいか?」を考えている人は、入社後の自分を真剣にイメージしていると判断されます。目標が明確であるほど、入社への意欲も伝わりやすくなり、面接官に好印象を与えられるでしょう。