こんにちは、ワンキャリ編集部です。
シティグループは100年以上前に日本に参入し、世界160以上の国と地域に約2億の顧客口座を有する世界有数のグローバルな金融機関です。
この記事では、シティグループのセールス&トレーディングの選考対策のポイントをまとめてお伝えします。サマーインターンシップ(以下、インターン)のES選考からインターンまで、それぞれのポイントを解説するので、選考前にぜひ一読ください。
(※)この記事は2019年までの情報を基に作成いたしました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今年は各社のサマーインターンの実施状況が変更する可能性もございます。
<目次>
●シティグループの特徴
●シティグループのインターン(ジョブ)のポイント
●シティグループのインターン(ジョブ)のフロー
・エントリーシート(ES)
・Webテスト
・1次面接(録画面接)
・2次面接(グループ面接)
・インターン(ジョブ)
●おわりに
シティグループの特徴:人とのつながりを大切にするグローバルな金融機関
世界最大のネットワークを利用し、幅広く事業展開する米系投資銀行
シティグループ証券は、160以上の国と地域に約2億以上の顧客口座を有する世界有数の米系商業銀行シティバンクグループのホールセール部門です(※1)。
母体である商業銀行が持つネットワークを生かし、1つの地域に特化するのではなく、さまざまな地域でバランス良く収益を確保していることが特徴です。地域ごとの純利益は、北米46%、アジア22%、ラテンアメリカ15%、中東ヨーロッパ17%となっています。(※2)。
このようにバランス良く事業を展開した結果、2018年度のグローバル債券の市場シェアは9.028%で、ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーなどのバルジ・ブラケット(※3)を抜き、3位をマークしました(※4)。
商業銀行という大きな後ろ盾、そしてアジアやアフリカなど新興国地域を含めた世界中に進出しているシティグループはまさに新進気鋭の投資銀行といえるでしょう。
(※1)参考:シティグループ「会社概要」
(※2)参考:シティグループ「2018年度年次報告書株主の皆様へのご挨拶 P.2」
(※3)……金融業界、特に投資銀行業界で使われる用語。リーグ・テーブル(業績を基にした投資銀行ランキング)の上位を常に独占し、世界経済に大きな影響を与える一流投資銀行群を指す。
(※4)参考:Bloomberg「GLOBAL FIXED INCOME LEAGUE TABLES FY 2018 P.3」
互いを尊重する職場
シティグループは企業ビジョンとして「互いを尊重する職場」を掲げています(※5)。このため、多様性を大切にし、さまざまな社員を採用・アサインしている傾向にあります。実際に、ハラスメントや脅威などから社員を守るシティ調査安全管理部(CSIS)で多様性の存続を守っています(※6)。
「世界30カ国の56拠点に、121のダイバーシティ・ネットワークがあり、15,000名の社員が参加」していることや「米国におけるシニアマネジャーの26%がマイノリティ」であることなどから、社員の多様性を重視していることが伺えます(※7)。
これについて、ある女性社員は選考で「プライベートのことも仕事同様に重要視し、それを認めてくれる環境が好きだと認める文化が根付いている」と語ります。
シティで働くことで、いろいろな価値観から出てくる多くの意見に触れ、さまざまな知識の吸収とともに業務の視野も広がるでしょう。
(※5)(※6)参考:シティグループ「リーダーたちが築くシティ:成長と進歩を実現するために P.10/P.7」
(※7)参考:シティグループ「グローバルにおける取り組み」
人懐っこい社員が集まり、人のつながりを大切にする雰囲気
シティには人と人とのつながりを大切にする雰囲気があり、社員も人懐っこい人が多いようです。
実際に、多くの社員が「優秀でありながらもそれにおごらない人当たりの良い人」「何か問題が起こっても乗り越えるだろうと信頼できる芯の強い人」が多いと言っています。また、内定者も「内定後に社員から休日にスポーツを誘われた。バイト先にも遊びに来てくれるなど、業務以外でも深いつながりがあると感じた」と語っています。
個人の評価が給与に反映するなど、個人主義でドライなイメージがある外銀において、社員とのつながりなどを重要視できるのは貴重でしょう。