「お客さま中心のビジネスモデルの進化」の方針のもと、新たなステージへと踏み出します。
パーパス・ビジョン達成のために「お客さま中心のビジネスモデルの進化」を取組方針に掲げ、商品やサービス提供における視点を変え、最高の顧客体験を創り上げていくことで、お客さまとの更なるエンゲージメント向上を実現します。
3つの基本方針のもと、お客さまサービスの向上を図るとともに、それらを支える5つの「価値創出の基盤」を強化していきます。
【基本方針】
基本方針1「最高の顧客体験の創造」
さまざまなデータを活用し、パーソナライズした提案を行う。
リアル・リモート・デジタルの最適なチャネルを提供する。
基本方針2「既存事業の質の向上」
お客さまの課題を解決するため、ソリューションの質をより一層高める。
基本方針3「新たな価値の提供」
新たな事業領域への参入により、お客さまにこれまでにない価値を提供する。
【価値創出の基盤】
基盤1「DX(デジタルトランスフォーメーション)」
DX推進体制の強化及びそれに伴う人材・新技術活用・サイバーリスク管理の高度化
基盤2「GX(グリーントランスフォーメーション)」
地域の脱炭素を主導する取組みの強化
基盤3「アライアンス」
他行連携や異業種連携を通じた価値提供能力の向上
基盤4「人的資本」
最重要経営資本である「人材」への積極投資による人材育成の強化
基盤5「グループ・ガバナンス」
持株会社体制に相当するグループ一体経営に向けたグループ・ガバナンスの高度化
人材育成方針を「共に走り続ける人に。」とし、地域社会に寄り添った存在であり続けます。
当行グループが、多様な専門家が集まり新しい価値を創出する組織となることを目指し、職員一人ひとりが「お客さまや地域、仲間と一緒に走り続けるパートナーになってほしい」という思いを込め、人材育成方針「共に走り続ける人に。」を制定しました。
人材育成方針における3つのコア要素を「考え抜け」「自分の強みを持て」「仲間を増やせ」としています。従業員が自らスキルを磨き、その能力を最大限発揮できるように、さまざまな「学習・挑戦・実践」の場を提供し、人材の育成・確保に努めています。
人材育成方針に基づく人材戦略では、「人が育つちばぎんグループの構築」と「エンゲージメントの高い人材と組織の創出」の2つを柱とし、新たな社会的価値を創出する組織構築を進めています。
人材戦略を進めることで、当行グループが新たな社会的価値を提供する、多様な専門家がいる組織となり、お客さまの思いを実現し、地域社会の持続的成長につなげていきます。
そのなかで、ちばぎんグループは、「人材」を最も重要な経営資本の一つであると認識し、人材の育成に積極的な投資を行い、個人の能力を最大限に発揮できるような取組みを進めています。
ちばぎんの育成プログラムは、新入行員の育成期間を3段階に分け、目標を明確に設定し、成長のステップを確実に踏んでいきます。これらのステップを通じて、組織の一員としての「ビジネスマナー」や「ルール」の大切さを理解し、困難な状況も乗り越え、向上心を持って自律的に行動できる人材を育成します。また、所属店におけるOJTと集合研修や動画コンテンツにおけるOFF-JTを効果的に連動させることにより、各業務の担当者として成長していくための基礎力を養成します。なお、近年は早期にDX分野における知識と理解を向上させるべく、基礎知識を習得するための資格取得支援や研修プログラムを多数実施しています。
また、銀行業務が多様化するなかで、地域における圧倒的な競争力を確立していくため、「若手職員の早期戦力化」に力点を置いた人材育成を行っています。その内容は専門スキルの習得とキャリアプランニングを軸とし、実務的な業務スキルの習得を図りながら、職員一人ひとりが自らのキャリア形成とそれに向けた能力開発への意識を高めることができるよう、「トレーニー制度」や「業務別研修」といった、さまざまな研修や取組みを行っています。
行員同士の距離感が近く、個性を大切にする職場。
「地域社会の一人ひとり・一社一社に寄り添った存在であり続けたい」という同じ思いを持つ職員が一丸となって働いているちばぎん。地域社会やお客さまにとって常に最も身近な存在でありたいと考え、職員同士に強い一体感があるのが大きな特色です。
様々なフィールドで、職員一人ひとりがそれぞれの専門性や個性を発揮して活躍しています。「人材」が最も重要な経営資源であるという組織の共通認識があるからこそ、職員目線の人事制度や育成プログラム、評価制度などを構築し、将来のちばぎんを担う人材の育成に力を入れています。また、多様な働き方を可能とするべく、テレワークの推進やフレックスタイム制の導入といった働き方の改革を進めています。
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