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就活サイトトップ就活記事「見えない努力」が輝くのは、バレエと同じ。私らしく働け...

「見えない努力」が輝くのは、バレエと同じ。私らしく働けるモルガン・スタンレーのフェアな環境

企業理解 インタビュー 金融 外資系
2020年6月19日(金) | 8,706 views
sponsored by モルガン・スタンレー

「女性が働きやすい会社」と聞いて、どんなイメージを持つでしょうか?


出産、子育てなど女性に配慮した福利厚生の制度が整っていることは重要ですが、「女性だから」と職場で特別扱いされ、結果的にその人のキャリアに良くない影響を及ぼしてしまっては本末転倒です。現場で働く先輩に話を聞く際には、制度の有無以上に「活用している人が生き生きと働いているか」を確認する必要があるでしょう。

今回、お話をお聞きしたのは、モルガン・スタンレーで投資銀行業務に従事する伊東優希さん。外資系金融は厳しいイメージを抱かれがちですが「女性だからと可能性を閉ざさないでほしい」と語ります。

趣味としてバレエを楽しむ伊東さん。等身大のお話には、外資系金融でのキャリアを考えるヒントが盛りだくさんです。

しっかり働くには、ちょっとした安らぎも。リラックスタイムのお供とは?

──伊東さん、今日はよろしくお願いします。外資系金融機関でのお仕事は忙しいイメージもありますが、リラックスできる時間はありますか?


伊東:デスクにお気に入りの紅茶やハーブティーを置いて、一仕事終えたときのリラックスタイムのお供にしています。

伊東 優希(いとう ゆき):投資銀行部門 アソシエイト。2017年に新卒で入社して以来、不動産業界の資金調達及びM&A案件を担当。趣味はクラシックバレエ、レストラン開拓、旅行。


私は主に株式・債券の発行による資金調達やM&Aのアドバイザリー業務に携わっています。投資銀行部門の仕事はデスクに張り付いているイメージがあるかもしれませんが、打ち合わせで資料作成の議論をしたり、クライアントを訪問したりと、人とコミュニケーションを取る機会が非常に多いです。

プロジェクトを掛け持ちすることもあるので、休憩を取ると決めたら、作業の手を止めてしっかり休みます。


──思っていたよりも休憩の時間もあるのですね。ランチタイムはどのように過ごしていますか?


伊東:新型コロナウイルスの影響で、現在はリモートワークが中心ですが、オフィスにいるときは会社の近くに来るフードトラックに立ち寄ることが多かったですね。キッチンカーが屋台のように集まっていて、パスタなどいろいろなメニューをテイクアウトで味わえます。お店が日替わりなので飽きません。


──お昼はテイクアウトが多いのですね。ゆっくり食べる時間はなかなか取れないのでしょうか……?


伊東:時間がある日は同期を誘って、神田や丸の内エリアのレストランに足を延ばすこともありますよ。ランチは気分転換のひとつですね。入社して丸3年たちましたが、気になるお店は尽きません。新型コロナウイルスの状況が落ち着いたら、気になるお店を開拓したいですね。


──自分らしいリフレッシュ方法があると、お仕事もはかどりますね。


伊東:そうですね。一方で、優先順位を決めて仕事を進めることも大切です。普段は朝9時すぎから仕事を始めるのですが、朝一番にメールとスケジュールを確認し、その日にすべきことや優先順位などの計画を立てます。

華やかさの裏には、努力とチームワーク。バンカーはバレエダンサーと似ている?

──お休みの日の過ごし方についても教えてください。伊東さんは、社会人になってからもクラシックバレエを趣味として続けているそうですね。


伊東:バレエをしているときは、自然と仕事を忘れてリフレッシュできます。休日の夕方のクラスに通っているので、レッスンから帰ったら月曜日からの仕事に備えてしっかりと休息を取る習慣ができました。


──バレエとお仕事の共通点は何だと思いますか?


伊東:どちらも「見えない努力」の積み重ねです。私は小学生からバレエを続けていますが、レッスンの半分以上は舞台で見る振り付けのある踊りではなくウォーミングアップや基本動作の練習です。投資銀行の業務も、案件がすぐに世に出るわけではありません。お客さまを含め、多くの関係者が準備の時間と努力を重ねるからこそ成功につながると感じます。


──華やかな成功の裏には地道な努力があるのですね。


伊東:同じくバレエを趣味にしている同僚は、「自己表現」と「チームワーク」が共通点だと言っていました。彼女は債券統括本部の営業チームに所属していますが、常に相手を意識して魅力的な表現を模索し、チームで舞台を作り上げるところが普段の仕事にも重なるそうです。


──部門ごとの視点の違いが興味深いですね。「チームワーク」は少し意外に感じます。


伊東:学生の方は外資系というと「個人プレーが多そう」と思うかもしれませんが、実際そんなことはありませんよ。投資銀行業務においても、お客さまへの提案をするときにはジュニアバンカーからシニアバンカーまで、チームメンバーで集まって議論する時間が欠かせません。


──プライベートでも同僚との付き合いはあるのですか?


伊東:同期とはランチだけでなく、一緒に旅行もします。互いに仕事の大変さを分かっていますし、仕事以外のことも話せる仲です。普段オフィスでは顔を合わせないこともあるので、休みの日に会っても新鮮です。ドライブで温泉旅行に行ったこともあります。


──同期で温泉旅行は楽しそうですね。社会人になってからも旅行する時間があるのも、すてきなことですね。


伊東:長期休暇は海外旅行に行くことが多いですね。以前イギリスに住んでいたこともあり、ヨーロッパを訪問するのが好きです。友人や家族と時間を過ごしたり、同期と海外で合流して旅行したりしたこともあります。

「顧客を第一に」「正しいことをする」カルチャーが、自分を成長させてくれた

──新卒入社の頃を振り返って、成長を感じるエピソードはありますか?


伊東:お客さまと向き合うことで成長を実感しますね。私のチームはジュニアバンカーも上司のプレゼンに同行し、お客さまの反応を間近で見て学んでいます。最近は分析や資料作成業務だけではなく、お客さまと電話やメールでやり取りすることも増え、海外出張に同行することもあります。何度も担当しているお客さまの案件は、過去の自分との差がよく分かるので、感慨もひとしおです。


──投資銀行業務において、入社4年目で何度も同じ顧客を担当するのは珍しいですね。


伊東:そうですね。理由は2つあります。1つは、モルガン・スタンレーの投資銀行部門が業界・プロダクトごとのチームに分かれており、入社直後からチームに配属される「チーム制」を採用しているからです。私は1年目からずっと不動産業界を担当しているので、同じお客さまと仕事をする可能性が高くなります。

もう1つは、案件実績が非常に多いということです。結果として知識やノウハウが身に付きますし、お客さまとも社内のチームとも信頼関係を築けていると思います。


──顧客との信頼を築くことを大切にされているのですね。


伊東:営業を担当している同僚からも同じような意見を聞きます。特に若手の頃は業界知識ではお客さまにかなわないので、皆が気軽に相談しやすい存在になれるよう心がけています。モルガン・スタンレーは企業理念に「Putting Clients First(顧客を第一に)」「Doing the Right Thing(正しいことをする)」を掲げています。誠実にお客さまのことを思いやる姿勢は、全社に共通しているかもしれませんね。お客さまと社内の双方を尊重し、正しいことをしようとする真摯(しんし)なカルチャーが浸透していると思います。

「結婚も子育てもできない」と思っていたけれど……。本当の働きやすさは「フェア」だから実現する

──外資系金融は「激務」「男性社会」というイメージが一部の学生から聞かれます。伊東さんは新卒採用にも携わっているそうですが、実態はいかがですか?


伊東:「外資系金融では結婚や子育ては難しい」というイメージを持つ方もいるかもしれませんね。モルガン・スタンレーは、仕事第一で考える人からライフイベントとの両立を重視する人まで、女性社員にとってキャリアに幅広い選択肢があると思います。


──伊東さんが所属する投資銀行部門の女性比率はどのくらいですか?


伊東:就活生からもよく質問を受けますが、正直なところ他部門よりも女性が少ないのは事実です。だからといって「女性だからこの仕事はできない」と思ったことはないですね。個人的にも憧れている女性管理職のマネージング ディレクターも活躍しています。

モルガン・スタンレーで女性が長く勤めている前例があることはありがたいです。バンカーとして働き続ける可能性が閉ざされていないことを意味していますから。


──モルガン・スタンレーで女性社員が活躍できる理由は、どこにあると思いますか?


伊東:モルガン・スタンレーでは、新卒の研修のときから「積極的に発言すること」の重要性を繰り返し言われます。疑問に思ったことや変えるべきだと思うことがあったら、役職や性別に関係なく発信することが求められます。評価制度もフェアで、性別にかかわらず、努力した分だけ評価されることを実感しています。良い意味で実力主義なので、頑張るほどチャンスがある環境です。


──福利厚生や人事制度についてはいかがですか。外資系金融は子育てや介護への支援が手厚い傾向にありますが。


伊東:モルガン・スタンレーでは休暇制度だけでなく、育児コンシェルジュや介護のスペシャリストから支援を受けられるなど、サポートが充実しています。ライフイベントに合わせて柔軟に対応できる人事制度も、モルガン・スタンレーの良いところだと思います。


──育児・介護などのライフイベントとキャリアアップが両立できるのは、ありがたいですね。


伊東:先ほど紹介した女性管理職の先輩はモルガン・スタンレーの社内でいくつかの部門を経験し、投資銀行部門においてマネージング ディレクターに昇進されました。ライフイベントに合わせてキャリアを重ねられる可能性を感じて、励まされます。

「女性だから」をチャンスに変えて活躍してほしい

──外資系金融は厳しいイメージがありましたが、見方を変えると「長く働きやすい環境が整っている」とも言えますね。伊東さんご自身は、これからどんなキャリアを描いていきたいですか?


伊東:しっかりと専門性を身に付けたいと思っています。今はジュニアバンカーという立場なので、投資銀行業務の醍醐味(だいごみ)にたどりつくまでの道のりはまだまだ長いと感じます。担当のお客さまを持たせていただき、信頼関係を築いて案件につなげられるバンカーに成長したいです。


──どんな学生がモルガン・スタンレーに向いていると思いますか?


伊東:個人的には、「オーナーシップ」と「コミュニケーション力」を持っている方だと考えます。責任を持って何かを最後まで成し遂げられる方や意見をしっかりと述べる方は、当社で活躍できると思います。


──充実したサポートをキャリアに還元するためには、自主性も大事ですよね。最後にこの記事を読んでいる女子学生に向けてアドバイスをお願いします。


伊東:投資銀行業務をファーストキャリアとして選ぶ上で、チームの環境が整っていて国内外の実績もある点で、モルガン・スタンレーはとても良い選択肢のひとつだと思います。投資銀行部門に女性が少ないのは事実ですが、それも1つのチャンスと捉えていただけたらうれしいです。活躍している先輩もたくさんいますよ。


──伊東さんも、すてきな先輩のお1人ですね。ありがとうございました!


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【ライター:中山明子/編集:吉川翔大/撮影:百瀬浩三郎】

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