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Get The Future You Want── キャップジェミニで唯一無二のキャリアを築く

企業インタビュー 企業理解 インタビュー コンサル 外資系
2023年8月8日(火) | 7,842 views
sponsored by キャップジェミニ

就職人気企業ランキングで、毎年上位に名を連ねるコンサルティングファーム。多くの学生から注目を集めるコンサル業界において、ヨーロッパ大手コンサル企業としてグローバル展開しているのがキャップジェミニです。

創業は1967年。フランスに本社を置き、世界50カ国以上に約36万人の従業員を擁する、テクノロジーに強みを持つ総合コンサルティングファームです。日本ではキャップジェミニ株式会社として2013年に事業所を開設し、その存在感も年々高まっています。

今回は2015年に入社した金融ビジネスコンサルチームシニアマネジャーである寺澤敦史さんと、2020年入社のエンタープライズ・ソリューションチームでコンサルタントを務める西村綾花さんに、就職活動時のエピソードからキャップジェミニでの業務や社風まで、お話を伺いました。

欧州大手のコンサルを知ったきっかけ

──まず、お二人がキャップジェミニに入社した経緯について教えてください。


寺澤:私自身の就職活動を振り返ると、当時はコンサルティングファームを志望するどころか、むしろ違和感を抱いていました。

当時はそれまでに学んできたことを生かすためには、経営企画の部署を持つ事業会社が最適だろうと考えていました。ところが、なかなか希望通りにはいかずに悩んでいたとき、キャップジェミニがインターンシップを開催することを知りました。

結果的に2015年4月に入社するわけですが、当時のインターンの開催時期はその数カ月前という異例さ。それに、欧州大手コンサルティングファームが初めてインターンを行うということで、「異色で面白いかもしれない」と考えて参加しました。

寺澤 敦史(てらさわ あつし):キャップジェミニ 金融コンサルティングプラクティス シニアマネジャー
一橋大学卒業後、慶應大学大学院にて修士号(MBA)を取得し2015年にキャップジェミニへ新卒入社。保険会社向けのデジタル戦略策定、基幹システム刷新の構想検討プロジェクトなどに従事。


インターンは非常に刺激的で、2週間かけて事業のプレゼンをするという内容でしたが、審査員は代表取締役会長の殿村(真一)をはじめ、経営幹部たち。そして、その誰もが私たちのプレゼンに本気で耳を傾け、指摘やフィードバックも真剣味に溢れていました。先入観を持たず、立場に関係なくフラットな視点で話を聞いてくれ、本気で向き合ってくれました。そんなカルチャーを体感したことで、「面白い」「ここに入りたい」と思ったことをはっきりと覚えています。


西村:私は初期からコンサルティング業界を志望して就職活動をしていました。就職活動で軸としていたのは3つの点で、はじめにグローバルで働く機会があること。次にエンドツーエンドプロセスという、最初から最後までクライアントの業務変革に携われること。そして、最後がITの知見を得られるかどうかでした。

なぜ、その3点なのかといえば、大学時代に米国に留学した際、授業でコンサルティングプロジェクトを体験したことがきっかけです。

西村 綾花(にしむら あやか):2020年新卒入社 エンタープライズソリューションチーム コンサルタント
法政大学卒業後、2020年にキャップジェミニに新卒として入社。歯科医療機器製造会社、化学メーカーなどへの日米欧にわたるグローバル業務標準化・SAP導入支援に携わる。


授業は自分の所属する団体や組織をクライアントとして見立て、課題を見つけて解決していく内容でした。私は困難に直面した女性に衣食住を提供する女性シェルターのプロジェクトを推進し、チーム一丸となって解決に向かっていくことに大きなやりがいを感じていました。

一方、プロジェクトを通して自分の課題にも気づかされました。まず解決策を提案しようにも、ITの知見が乏しかったことから、他のメンバーに頼りきりにならざるを得ませんでした。さらに、プロジェクトの途中で日本に帰国しなければならず、最後まで関われなかったという心残りもありました。

当時の経験から、ITの知見を身に付けたい、さらに最初から最後まで顧客に寄り添ってプロジェクトを進めていきたいと思うようになり、就職活動の軸が定まっていきました。


──当時からキャップジェミニの社名はご存じでしたか?


西村:実は聞いたことがありませんでした。ヨーロッパでは大手コンサルティングファームとして知名度が高いものの、私の留学先が米国だったこともあり、就職活動で訪れた東京キャリアフォーラムの出展企業リストで初めて知りました。

とはいえ、コンサルティング業界に絞って活動を続ける中で、2つの理由からキャップジェミニに大きな魅力を感じるようになりました。まず、他のコンサルティングファームと比較して、グローバルで活躍できる機会が多いこと。次に、若手の裁量が大きいことです。

1点目についていえば、日本オフィスにおける外国籍の従業員割合が、私の入社時は65%(※2023年現在は約46%)ほどでした。また、海外案件が多いことも魅力で、私の所属するエンタープライズ・ソリューションズプラクティスは特に関わる機会が多く、あらゆるプロジェクトで海外との接点があります。

2点目の裁量については、キャップジェミニがスタートアップのような社風であることから、若手でも手を挙げれば、関われる業務の幅が大きく広がることが背景にあります。

若手社員にも任されるダイナミックな仕事

──ここからは入社後について、聞かせてください。これまでの業務や印象深い経験は何ですか?


西村:入社後は主に3つのプロジェクトに参画し、1つ目と2つ目は同じオーラルヘルスケア製造会社がクライアントでした。はじめに日本本社の海外展開があり、次に米国法人での財務のリードと管理会計のサポートを担当しました。3つ目は現在も進行中のプロジェクトで、化学メーカーの海外展開案件です。

中でも、印象深いのは2つ目の米国でのプロジェクトです。数多くの業務を整理して優先順位をつけ、プロジェクトをけん引していくことを求められました。

財務会計のリードと管理会計のサポートの他にも、プロジェクトの進捗状況などの管理や各国のステークホルダーとの合意形成など複数の役割を担い、コンサルタントという職位から背伸びするかのように、幅広い業務を担当しました。

また、米国の案件への参画は初めてで、米国公認会計士の勉強こそしていたものの、いざ実務となると知見に偏りや不足を感じたものです。

そこで、キャップジェミニの強みを大きく活用できました。世界各地に拠点があり、各国にコンサルタントが在籍しているため、グローバルでの協業は円滑に進みます。実際に私も、海外案件の経験が豊富な米国や日本の同僚に相談したことで、多くの助言や知見を得られました。

振り返ると、新卒としては難易度が高い業務だったといえますが、プロジェクト終盤にクライアントから謝辞をいただいたこともありました。やりがいとともに、自分ならではの価値提供ができたという実感が沸き、今も忘れられない出来事として記憶に残っています。


寺澤:私が入社した頃は日本オフィスの立ち上げ時期であり、外資系企業の日本展開に関わる案件が多かったですね。プロジェクトでは、構想・検討といわれる初期フェーズから始まり、経営や管理プロセスの策定、最終的な実装まで担当していました。

当時会社は、欧米の実績やコネクションを活用して日本でビジネスを立ち上げようという段階。海外における手法を日本に持ち込むことを求められることが多く、日本ならではの商習慣や文化をもつ現場との板挟みに遭って苦労もしました。

海外手法を日本でローカライズする際、大事なポイントは守り、変えるべきところは変える必要がありますが、今振り返ると当時は、海外と日本の考えの違いを尊重し、相互理解を諦めない大切さを十分には理解できていませんでした。

現在は会社のフェーズも変わり、キャップジェミニは「East to West」というキーワードの下、日系企業の海外展開のサポートに本格的に取り組むフェーズにあります。かつては日本企業にいかに私たちの提案を受け入れてもらえるかが大きな課題でしたが、昨今では提案から実際の指揮まで行うことも増え、日本のキャップジェミニが段階を踏んで確実に歩みを進めていることを改めて実感しています。

大きな仕事を任せられる「秘訣」とは

──新卒社員でも早い段階からチャレンジングな業務を任せるのは、以前からでしたか?


寺澤:そもそも、私の期は、日本法人が立ち上がって間もないタイミングでの新卒採用でしたので、最初から若手に仕事を任せる社風はあったと思います。そして、マネジメントを担う立場となった今も、優秀な人材を獲得しようとする思いと、若手への期待の大きさは変わっていないと感じています。

実際に入社数年目の若手に重要案件を任せる機会が多くあるのは、キャップジェミニの特徴だといえます。私自身も3年目に、あるエネルギー企業の十年先を見据えたデジタル戦略を策定するプロジェクトを任されたことがあります。 

若手で知見も十分ではありませんでしたが、8カ月ほどかけてプロジェクトに挑戦させていただきました。当時立てた戦略や方向性は現在、変革の中枢を担う巨大プロジェクトとして動いています。

今考えても、入社数年の若手がその後の主力事業になるようなプロジェクトを任うのは責任が重いなと思いますが、プレッシャーの一方で重要領域を任せてもらえる責任ある環境には大きなやりがいがあると思います。


──それほどのプロジェクトにアサインされた理由はあったのでしょうか?


寺澤:日々の業務に、真摯に、全力で向き合っているかどうかが、全てだと思います。実はこの案件は他チームにアサインされたものでしたが、私をプロジェクトにアサインすべきだという意見が出たのも、新卒1年目から泥臭い仕事を懸命にこなしていたからでした。

どんな仕事でもひたむきに前向きに取り組んでいた印象がアサインにつながったことを考えると、厳しい言い方をすれば、目の前にある仕事を蔑ろにする人の先に道はないともいえます。自分の理想像や長期的なキャリア形成を考えることも重要ですが、私が若手に業務を任せるときには、地道に頑張っているかどうかを重視しています。

そして、たとえ目の前の道が理想に向かって一直線に伸びていないと感じたとしても、地道に仕事を頑張っていけば、やがてその道が理想につながることもあるのではないでしょうか。


西村:私も、目の前の業務に地道に取り組んでいくことは意識しています。その上で、上司から「自分の視点だけではなく、上司の2つ上の役職や顧客の目線で考えなさい」と助言をもらうことも多いですね。

自分より上の立場で物事を考えると、課題設定の解像度が上がり、相手の真意も理解しやすくなります。結果として、より良いソリューションの提案や顧客満足度の向上にもつながっていくと考えています。

他にも、キャップジェミニは上司や先輩からのサポートやフィードバックが日常的にあるなど、人材育成も手厚いと思います。私自身も1年目は、「上司も多くのプロジェクトがある中で、若手に割く時間はないのではないか」「入ったばかりで迷惑をかけたくない」という思いを抱いていただけに、当時の上司からの手厚いサポートにはうれしい驚きを感じました。

その上司はとにかく気にかけてくれ、「必要なときにはいつでも会議を組んでいい」と言われたことで、成果物の評価だけではなく、仕事を進め方やキャリアの考え方まで、さまざまな話をしました。

特に印象に残っているのは、週1回の「何でも質問会」です。その会では名前の通り、仕事に限らずどんなことでも気兼ねなく話せました。


寺澤:私も新卒時は、毎日18時半から30分間、「道場」と称して上司に指導してもらう時間を作ってもらえました。当時から時間と気力、労力を割いて、若手を育てるというカルチャーは根付いていましたね。

私自身、その上司に近い立場になってきており、自分がしてもらったことは若手にも還元したいと考えていますし、それは今後もわれわれが受け継いでいきたいカルチャーです。

主体性・起業家精神があれば、これ以上の環境はない

──現在活躍しているメンバーはどのような人材が多いでしょうか?


寺澤: 私の半年後に入社した社員が現在、SAP担当のシニアマネジャーとして活躍していいます。彼は入社当時から、自ら進んで、SAPのビジネス立ち上げに参画していました。

彼に限らず、活躍している人材に共通するのは、意志の強さや当事者意識を持っていることです。視座を上げる話にもつながりますが、「自分だったらどうするか」、あるいは「上司の立場だったらどうすべきか」と考え尽くして行動に移すことが重要です。

キャップジェミニには、誰もが同じ目線で話すフラットなカルチャーがあります。逆に会社や上司などに対する不満を言い始めたり、受け身になったりした瞬間に居心地の悪さを感じるでしょう。


西村:実際に、手を挙げたら挑戦する機会を提供してもらえたり、苦しいときに助けてもらえたりすることはよくありますね。

もちろん、手を挙げるとは、自分のやりたいことを一方的に主張するという意味ではなく、「なぜやりたいのか」「どのようにクライアントに貢献できるのか」などの説明は必要です。ただ、マネジメント層に若手を育てる意識が高いので、説明をすれば理解は得られます。これを実現しているのはフラットな社風だと考えています。


──キャップジェミニにマッチする学生像はありますか?


西村:キャップジェミニでの仕事を通じて、「何を得たいか」ということが明確な学生には向いていると思います。

やはり業務を遂行する上でも、「自分が何をしたいのか」「目的は何か」を言語化できると相手も理解しやすく、話が進展しやすい傾向にあります。ファーストキャリアで得たいものが明確で、その理由を説明できる人には適しているといえそうです。

寺澤:私は2つのポイントを挙げたいと思います。

まず、何事にも自分ごととして当事者意識を持って考え尽くせるタイプであれば、仕事を楽しめるでしょう。一方、企業の敷いたレールの上を駆け抜けていきたいというタイプの人は苦労するかもしれません。

そして2つ目のポイントは、開拓者マインドを持っているかどうか。新卒社員でも新規ビジネスの立ち上げを担えば、パイオニアとしての取り組みが求められます。私自身も、執行役員社長の保積(弘康)から「あなたたちの会社なのだから、あなたたちがどうしたいかを主張しなさい」と言われています。


──最後に、記事を読んだ学生へのメッセージやエールをお願いします。


西村:就職活動をしていると、どうしても近視眼的な傾向に陥りがちです。そのため、まずはファーストキャリアに何を求めるのか、そして自分にはどんな貢献ができるかを明確にして、10年たっても変わらない仕事の軸を見いだすことができれば、迷いも少なくなると思います。その結果としてキャップジェミニを選んでいただけたら、充実した社会人生活が待っているはずです。


寺澤:目の前のことに全力で取り組んでほしいと思います。そしてベンチャーマインドや起業家精神があれば、キャップジェミニほど楽しめる環境はないと伝えたいですね。

就職活動はマッチングの要素が大きく、特定の何かにおいて優秀か優秀ではないかという単一観点で選考しているわけでもありませんから、自分の思い通りに進まないこともあるでしょう。極端な話、就職活動は決まるまで続けるしかないのですから、目の前の面接に全力で取り組むことが肝要です。結果的に、その姿勢が未来につながっていきます。 

それに、就職活動ではベンチャーマインドや起業家精神を語っていたのにもかかわらず、いざ入社したら受け身になってしまう人も少なくありません。繰り返しになりますが、ベンチャーマインドや起業家精神、主体性のある人であれば、キャップジェミニほど面白い環境はありません。その上、まったくの裸一貫で取り組むわけではなく、キャップジェミニの50カ国以上、120以上の国籍から成るグローバル組織も活用できます。

大手の魅力とベンチャー気質を兼ね備えているという点で、これ以上ない環境であり、0から1に向かって開拓してみたいという人材であれば、私たちとしても大歓迎ですね。


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日本ロレアル / 野村総合研究所なども出演『ワンキャリ就職エキスポ』(10月開催)

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【取材:吉川翔大/執筆:小谷紘友/撮影:赤司聡/編集:山田雄一朗】

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