こんにちは、ワンキャリ編集部です。
インターンシップの選考の際に、エントリーシート(ES)を提出する必要がある場合も多いと思います。今回は、魅力的なES、自己PRを作るための対策記事をお届けします。この記事を読むことで、頻出項目の書き方のポイントを知ることができます。また、本選考との違いや、ESのマナーまで紹介します。
夏インターンシップのエントリーや選考が本格化し始める今、この記事を活用し、今やるべきことをしっかり整理しましょう!
<目次>
●企業がインターンシップの選考でESを課す理由
・本選考とインターンシップで異なる点
・本選考とインターンシップで共通する点
●インターンシップのESにおける評価ポイント
・【目的意識】インターンシップの参加目的
・【企業理解】インターンシップの参加意欲
・【マッチ度】企業と合う価値観を持っているか
・【能力・経験】飛び抜けた「何か」を持っているか
●インターンシップのESを書く事前準備
・1. 自己分析を行う
・2. 業界研究・企業研究を行う
・3. ワンキャリアの体験談から選考内容を確認する
●インターンシップのESの書き方のポイント
・1. 結論ファーストで書く
・2. 行動の背景を順序に沿って明らかにする
・3. 数字を用いて定量的に書く
・4. 複数人にES添削をお願いする
●インターンシップのESの頻出事項【書き方と例文】
・1. 基本情報
・2. 学歴・職歴
・3. 自己PR
・4. 応募動機
・5. 学生時代力を入れたこと(ガクチカ)
・6. 長所・短所
・7. 趣味・特技
●インターンシップのESのマナー
・写真の準備のポイント
・提出のマナー
●インターンシップのESで落ちる人の特徴【3つ】
・文章のルールが守れていない
・内容がありきたりで他の学生との差別化ができていない
・結論・理由が不明確
●インターンシップ ES:まとめ
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企業がインターンシップの選考でESを課す理由
インターンシップの選考過程でESの提出が求められる理由を知ることは、企業の期待にどう応えるべきかを理解する上で重要です。ここでは、インターンシップと本選考の違いを踏まえながら、企業がインターンシップでESを利用する具体的な理由について解説します。
本選考とインターンシップで異なる点
本選考とインターンシップではESを課す目的や評価基準が異なる場合があります。ここでは本選考とインターンシップで異なる点について詳しく見ていきましょう。
優秀な学生を見極めるため
企業がインターンシップの選考でESを課す理由の1つは、優秀な学生を見極めるためです。企業は本選考に向けて、なるべく多くの有望な学生にインターンシップに参加してもらいたいと考えています。
具体的には、学生の論理的思考力・問題解決能力・コミュニケーション能力などを企業は確認しています。例えば、自己PRの内容から自己分析の深さや自己理解力の高さを見極めています。
企業への興味を確認するため
インターンシップの選考でESを利用するもう1つの理由は、学生の企業への興味を確認するためです。企業はESを通じて、学生がどれだけその企業に対して関心を持ち、研究しているかを見極めています。
具体的には、その企業に魅力を感じた理由・志望度やモチベーションの高さ・企業とのマッチ度・将来性の高さなどを企業はチェックしています。
ESでは企業が行っている事業や取り組みに対する理解やそれに対する自分の考えを示すことも重要です。こうした具体的な情報は、学生がどれだけその企業に興味を持ち、真剣にインターンシップに参加しようとしているかを判断する材料になっています。
本選考とインターンシップで共通する点
本選考とインターンシップのESには共通する要素もあります。ここでは、両者に共通するESを課す理由について解説します。
学生の熱意を確認するため
本選考とインターンシップ、どちらも学生の熱意を確認するためにESを課しています。具体的には、自己PRや志望動機を通じて「本選考に進む強い意志があるか」「他の企業に対する志望度と比較してどれだけ熱意があるか」を見極めています。
本選考だけでなく、インターンシップも採用活動の一環として位置づけられているため、学生の熱意を図ることは企業にとって重要な選考基準であるといえるでしょう。
選考を効率的に進めるため
企業がESを課すもう1つの大きな理由は、選考を効率的に進めるためです。
人気のある企業の本選考・インターンシップは、応募倍率が非常に高くなるので、すべての学生と面接することは現実的ではありません。そのため、ESを利用して早い段階で学生を絞り込むことが一般的になっています。
ESによる書類選考は、多数の学生の中から短期間で適切な候補者を見つけ出すための効果的な方法といえるでしょう。文章のみの選考は一見厳しく感じるかもしれませんが、企業にとっては効率的な選考の一部として重要な役割を果たしています。