こんにちは、ワンキャリア編集部です。
1954年に創業後、三菱財閥の一角として、メーカーの原材料輸入や製品輸出を担ってきた三菱商事(※1)。
政府や海外との接点を生かして、日本にとどまらない産業変革を行い、総合商社の業界をけん引しています。
圧倒的な「三菱」ブランドに惹(ひ)かれ入社を志す学生も少なくない、人気のある企業です。
この記事では、三菱商事のなかでも志望者が多い「総合職」に絞って選考対策の具体的なポイントをまとめてご紹介。
24卒の本選考からは、より多くの学生の応募を募集するために、従来の6月の選考に加えて、3月選考の募集も開始しています。
ぜひこの機会にご一読ください。
(※1)参考:三菱商事「沿革」
<目次> ●三菱商事の特徴 ●三菱商事の本選考のポイント ●三菱商事の本選考のフロー ・1. 書類選考(Webテスト2種・履修履歴) ・2. OB・OG訪問(任意) ・3. エントリーシート(ES) ・4. 1次面接 ・5. 2次面接 ・6. Webテスト ・7. 筆記テスト ・8. 最終面接 ・9. 人事面談 ●おわりに
三菱商事の特徴
社員に深く根付く「三綱領に基づき行動する文化」
三菱商事には、「三綱領」という社訓があります。
三菱商事の社員は社訓である「三綱領」に基づき行動するのが特徴です。
三綱領は主に次の3つの内容から成り立ちます。
・「所期奉公」=社会へ貢献する ・「処事光明」=フェアプレイに徹する ・「立業貿易」=グローバル視点
日本を代表するという意識と公正さを持ちながら、日本だけでなく駐在国でも貢献をする姿勢が求められているのでしょう(※2)。
(※2)参考:三菱商事「企業理念」トランスフォーメーションで高まる「総合力」
三菱商事の「総合力」は他の総合商社に比べても高いと考えられます。
その理由は、三菱商事グループ・海外拠点の展開の大きさにあります。
三菱商事のグループ会社は約1700社(※3)、三菱商事の海外拠点は100を超えています(※4)。
自動車・モビリティ事業を基盤に構え、さらに三菱商事の持つ資金と優秀な人材により、幅広い産業分野での変革を担っているのでしょう。
また、近年では、EX(エネルギー・トランスフォーメーション)とDX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進を加速させています。この背景には、エネルギーの脱炭素化とデジタル技術の活用による変革を進め、未来創造や地方創生を実現したいという狙いがあります。
このように基盤事業にエネルギー・資源・デジタルの強みが加わることで、さらに高い「総合力」を目指しています(※5)。
(※3)参考:三菱商事「会社概要」
(※4)参考:三菱商事「グローバルネットワーク(国・地域)」
(※5)参考:三菱商事「中期経営戦略2024 MC Shared Value(共創価値)の創出」