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サマーインターン全敗から冬に大逆転しコンサル内定。難関のGD・面接を突破した彼が大切にしていたポイントは?【23卒内定図鑑 第6弾:ITコンサル】

内定図鑑 選考対策 インタビュー IT コンサル
2023年1月17日(火) | 792 views

近年、デジタルやITに関する社会課題が注目を集める中、人気が高まっているのがITコンサルタント。

「プログラミングスキルが必要?」「論理的思考力に自信がない」「コンサルのサマーインターンに行けなかった」──このように考えて、ITコンサルティング業界を諦めていませんか?

今回は、文系にもかかわらず、サマーインターン全敗から、冬インターンを経て、ITコンサルに逆転内定したFさんにインタビュー。

逆転内定を支えたのは「仕事の目的を言語化したこと」と話すFさん。言語化によって何が分かったのか、そして、それが就活でどんな意味を持ったのでしょうか。


<目次>
●「自分の事業を持ちたい」そのためにコンサルを選んだ
●サマーインターン全敗。そこから大逆転した理由は「仕事の目的を言語化」したから
●近年増加するITコンサル。どういった基準で選べばいい?
●2024年卒の学生たちと面談して感じた、GDで難しいポイントとは?
●スキルも地頭の良さも必要ない。ITコンサル内定のために本当に必要な要素

「自分の事業を持ちたい」そのためにコンサルを選んだ

──はじめに、なぜITコンサルを志望されたのか教えてください。


Fさん:ITとコンサル、それぞれ理由があります。

ITに関していうと、直近の日本企業の経営課題を考えると、デジタル化の課題がトレンドだと思い、直接関わりたいと考えました。


──確かに、最近はDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する企業も増えていて、DX人材の獲得・育成が課題として挙げられていますよね。

Fさん:コンサルに関しては、将来自分で事業を持ちたいと思っており、そのために必要な力が得られると思ったからです。具体的に話すと、「何かやりたいな」と思ったときにすぐに形にできる力、要は自分で事業を作って、回すことができる力をつけたいと思っています。

その中で、コンサルの冬インターンに参加した時に、脳に汗をかいて働く仕事がすごく楽しかった。だから、コンサルティング業界を見ていました。


──具体的にはコンサルのどんな業務を通して、「事業を作って回すことができる力」を身につけるんでしょうか?


Fさん:2つあります。1つ目は、経営者とディスカッションすることです。コンサルでは、若い年次から経営者の方と関わり、自分の知見を広げることができる。それを通じて、事業を大きくしていく上で重要なことが分かると思っています。

2つ目は、大きなシステムが構築されている会社の内部を知ること。事業が軌道に乗った後の会社の動きを学びたいと考えているからです。起業を考える上で、これらのメリットがあるコンサルは、自分に合っていると思いました。


──自分の事業を持ちたいのはなぜですか?


Fさん:きっかけは、自分の周りに事業を持ったり、動かしたりする人がいたことです。

自分で事業を持つことで2つのメリットがあると思っています。1つは自分が配属を決めるので、好きな人と働けるところ。もう1つは、自分の思いをそのまま形にできることですね。コンサルで事業を大きくする過程を間近で学び、なるべく早く事業を始められるようになりたいと考えています。

サマーインターン全敗。そこから大逆転した理由は「仕事の目的を言語化」したから

──Fさんは夏から就活を始められたそうですね。サマーインターンの選考には参加されましたか?


Fさん:サマーインターンは10社弱応募したのですが、1社も行けませんでした。どれも面接で落ちてしまいました。


──全部落ちてしまったんですね。そこから、Fさんは冬のインターン経由でITコンサルに内定されています。冬で挽回(ばんかい)できた理由は何だと思いますか?


Fさん:自分の仕事軸、仕事の目的を言語化したことが1番大きかったと思っています。


──仕事の目的を言語化するとは、具体的にはどういうことでしょうか?


Fさん:仕事を通じて自分がどんな価値を相手に届けたいのかということです。当たり前のことですが、仕事は価値を与え、その対価としてお金をもらうので。

「働く」はgiveがあって成り立つので、自分がどのようなgiveをしたいのかを言語化することを大切にしていました。


──まだ働いてもいない段階で、仕事の目的を明確にするのは難しいかもしれません。そういった価値観が形成されたきっかけはありますか?


Fさん:人材系ベンチャーでの長期インターンです。インターンでは法人営業の組織を立ち上げ、就職活動における企業と学生のマッチングに取り組んでいました。

最初はこの仕事を通じて「営業力」を得たいと考えていたのですが、ある時、自分が企業に紹介した学生が内定し、その企業の人事と学生にすごく喜ばれました。

「この仕事って、人の人生を変えることができるんだ」と思って、この経験から「仕事を通じて何をしたいのか」が本質的に大事だという考えにつながりました。


──Fさんは長期インターンを通じて仕事の目的を言語化されたとのことですが、そういった経験がない人はどうすればいいのでしょうか?


Fさん:仕事の目的は、自分の中で大事にしている価値観を体現することだと思っているので、過去を深掘りすると出てきやすいと思います。長期インターンなどを通じて社会人の疑似体験ができれば、それに越したことはないですが、バイト・部活・サークルなどの経験からでも考えることはできるはずです。


──Fさんは仕事を通じて何をしたいと考えているのですか?


Fさん:私の仕事の目的は「未知への挑戦を通じて社会を豊かにする」ことです。この目的はコンサルで実現できると思いました。なぜなら、大手のコンサルは新たなビジネスに携わる機会が多く、プロジェクトの規模も大きいからです。

近年増加するITコンサル。どういった基準で選べばいい?

──「ITコンサルを手掛ける企業が多く、どのような軸で選べばいいか分からない」という声が就活生から聞かれます。Fさんはどのような軸で選んでいましたか?


Fさん:事業規模の大きさ・経営陣と対話するチャンスがあるかは重視していました。事業規模の大きさは企業のIR情報(投資家向け情報提供)、経営陣と対話するチャンスはOpenWorkを見て判断していました。この軸を満たしたITコンサルを受けていました。


──大手ITコンサルといってもさまざまですが、どのように内定先を選んだのでしょうか?


Fさん:若手に仕事を任せる文化があるかどうかも大切にしていました。内定先では、インターンの雰囲気や社員さんのお話から、年次が低くても努力次第で、プロジェクトの責任者に挑戦するチャンスがあると感じました。

また、文化という点では、私が大事にしている「未知への挑戦」と似た考え方が社内に広がっていたことも魅力的でした。会社が「先の見えない未来に積極的に挑戦しよう」という使命を掲げており、人事の方もすごく強調されていたのが印象的で今でも覚えています。

2024年卒の学生たちと面談して感じた、GDで難しいポイントとは?

──冬インターンに参加されたと聞いていますが、難しいと感じた選考を教えてください。


Fさん:GD(グループディスカッション)ですね。GDは、ビジネスの会議の場を想定したものだと私は思っています。インターンの経験があったからこそ、選考でも臆せずはっきりと自分の意見を述べることができました。


──選考ではどんなことに気をつけていましたか?


Fさん:以下の4つですね。全て大事だと思います。

・施策を考える際、ニーズを捉えること
・なぜ目標達成できていないのか、つまりボトルネックを追求すること
・目的意識を持つため、どのようなゴールを目指すのかを参加者同士で共有すること
・客観的なデータを基に話すということ、論理性

──Fさんは24卒の学生のGDや面接を支援されているそうですが、先ほどのポイントも踏まえて、具体的に選考で難しいと感じる点と24卒の学生が選考でうまくいっていない部分があれば教えてください。


Fさん:2つあります。1つ目は、ボトルネックまでの追求です。「何が課題なのか」の深掘りが難しいと感じる方も少なくないはずです。

例えば、「企業の売り上げ向上施策を考えよ」というお題が出された際、売り上げを「客数×客単価」で示すとします。その際、客単価を上げるのは数字設定などが難しいから、客数を伸ばそうという話になり、客数を伸ばすためにインスタ映えさせようという議論になることが多いです。

この場合、もっと深掘りが必要で、「そもそもなぜ客数が伸びていないのか」というところを議論すべきです。客数が伸びない要因が認知度であればインスタ映えの施策は合っていると思います。しかし、認知度があるのに客が来ないケースであれば、認知数を増やしても客数増加にはつながりません。

もう1つは目的意識を持つことです。今何のために話し合っているのかを見失ってしまう方もいる印象です。


──目的意識を持って議論するためには、どうしたらいいのでしょうか?


Fさん:「今の議題って、これを解決するために話し合っているんですよね?」という確認を行うといいと思います。これは自分のためにもなりますし、議論についてきていない他のメンバーにも目的意識を持ってもらえると思います。

スキルも地頭の良さも必要ない。ITコンサル内定のために本当に必要な要素

──とはいえ、ITコンサルと聞くと、「理系じゃないとダメ?」「プログラミングが必須なの?」「論理的思考力がないと難しい?」といった疑問を持つ方も多いです。それぞれの疑問について、Fさんのご意見をお伺いしたいです。


Fさん:まず、理系じゃないとダメということはまったくありません。自分も文系です。プログラミング経験についても、必須ではありません。私もできませんから。あるに越したことはないですが、現時点でプログラミングができなくても、足を引っ張ることはないと思います。


──なぜそう思うのでしょうか?


Fさん:個人的な意見ですが、ポテンシャルで判断される新卒市場では、今どんなスキルを持ち合わせているかより、与えられた環境でどれだけ育つかの方が大切だと思っています。


──なるほど。論理的思考力についてはいかがでしょうか? コンサルには欠かせないスキルですよね。


Fさん:論理的思考力については、論理的な考え方を覚えて回数をこなすと誰でも身につけられると思っています。地頭の良さと結びつけられがちですが、後から身につけられるスキルです。具体的な対策については、以下のサイトや対策本に書いてあることを読めば事足りるかと思います。実際に考える機会を増やすことで、自然と身についてくるでしょう。

・ロジカルシンキング研修.com「ロジカルシンキングのロジックツリー例題でトレーニング!MECEでもNGな訳とは?」
・照屋 華子『ロジカル・シンキング練習帳』(東洋経済新報社、2018年)

──ありがとうございました。

ITコンサルの実態や必要なスキルについてもっと知りたい方は、以下の記事も読んでみてください。
▼ITコンサルに関する記事はこちら
・ITコンサルタント志望者に必要なのは、高度なスキルではなく、「粘り強さ」と「思考力」だ
・「文系出身+プログラミング未経験」でもITコンサルタントになれる、ただし……
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(Photo:VikiVector/Shutterstock.com)

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徳永陸
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同志社大学 経済学部 3年生 2022年3月から編集部インターンに参加!
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