26年卒 事務系職
事務系職
No.443935 インターン / エントリーシートの体験談
| 提出期日 | 2025年3月3日 |
|---|---|
| 提出方法 | マイページ上で |
| 結果通知時期 | 2週間以内 |
| 結果通知方法 | メールで |
あなたは大学3年生の時にコロナに入り、その際にリモートでのアクティビティに着目し、起業しました。「リモートフルーツ狩り」は、コロナに誕生した、新しい形のオンライン体験型サービスです。参加者はライブ映像を通じて農園と繋がり、自分で選んだ果物を遠隔操作で収穫する様子を楽しめます。農園スタッフによるリアルタイムの解説や、現地の風景を楽しむことができるこのサービスは、非日常的な体験を気軽に自宅から楽しめるとして、多くの支持を得てきました。収穫された果物は新鮮なまま自宅に配送されるため、現地に行かずに旬の味覚を堪能できます。しかし、コロナ収束後、人々の行動が徐々に元に戻るにつれ、リモートでの需要は減少傾向にあります。多くの人が直接現地での体験を再び求めるようになり、「リモートフルーツ狩り」の利用頻度も低下してきました。現在、サービスの存続や、新たな事業への転換を模索しています。この課題を解決するため、これまでのノウハウを活かしながら、次の一手を見出そうとしています。そこで、まずは情報収集を行うことにしました。以前からの協力者として、 ・中学時代の友人で、農業大学出身である江本格花がいます。彼女はこの分野での人脈が広く、これまでも情報収集をやってきており、彼女の得意なことの一つです。また、下記の既存の繋がりにも協力を仰ぐことができそうです。 ・情報収集先の候補リスト 1.個人顧客(リモートフルーツ狩りの利用者) ●リモートフルーツ狩りの過去利用者。主にオンライン広告や口コミで集まった顧客。そのうち複数回利用してくれたのは都市部在住の約100名。 2.法人顧客(企業や教育機関) ●福利厚生プログラムの一環でリモートフルーツ狩りを導入した企業や、教育プログラムとして利用した学校。中小企業3社、教育機関10校と関係あり。 3.農業分野の専門家やパートナー ●農業大学や地域農業協会を通じた連携。農園経営者や学生とも協力してきた実績がある。地域の農業団体に所属する20の農園、協力的な研究者や学生が数名。 4.競合や業界関係者 ●同業他社やリモートアクティビティを扱う業界団体との緩やかなネットワークがあり、オンラインイベントなどで交流したことがある。数社との交流経験あり、SNSやオンラインイベントを通じたコンタクト。 5.地域住民や観光客(農園の近隣) ●農園が立地する地域の住民や観光スポット訪問者。過去にイベントを通じて接点を持ったことがある。農園近隣の住民約50人とイベントで交流したことが一度ある。 (a) 情報収集 以前からの協力者である江本格花と、上記の既存の繋がりに協力してもらいながら、どんな情報をどう収集するか、リサーチ方法を計画してください。 (b) 協力者の相談 共に情報収集を行いながら日々話していた中で、友人である江本は自身の将来についての悩みを打ち明けてきました。 彼女の話では、現在、このままあなたと共に働き続けるべきか、それとも新しい分野に挑戦すべきか迷っている状況です。リモートフルーツ狩りの事業縮小に伴い、自分の役割が薄れていくのではないかという不安を抱えています。また、家族や恋人から「安定した仕事に就いた方がいい」というプレッシャーを受けており、周囲の期待と自分の気持ちとの間で揺れているようです。友人の悩みに何をどう語りますか?
【リサーチ計画】
目的:現在、「リモートフルーツ狩り」のサービスを存続させるか、新たな事業へ転換すべきかを検討している。そのために、次の2つの方向性を比較し、どちらが最適かを判断する必要があると考える。
(1)利用頻度を再び向上させる施策を打つことで、サービスを継続する。
(2)今の事業...
・収集された情報 1.市場動向 ■需要の減少:リモートアクティビティ全体の市場規模が2021年比で30%減少。リモートフルーツ狩りの主要ターゲットであった都市部の若年層(20代~30代)は利用者数が40%減少。 ■競合の台頭: ●複合テーマパーク:新設されるテーマパークが、現地でのフルーツ狩りを含む体験型イベントを充実させ、直接的にリモート需要を減少させている。 ●農家直販プラットフォーム:年間成長率25%で拡大中。農家が自ら商品を出品し、中間コストを削減。既存のプラットフォームには約5,000の農家が参入しており、新規参入者が増加傾向にある。 2.社会課題とチャンス ■フードロス問題:国内の果物廃棄量は年間約100万トン。そのうち30%が流通段階で発生。廃棄を減らす取り組みへの関心は高まっているが、収益化のモデルは確立されていない。 ■持続可能性:20代~40代の消費者の約60%が、エシカル商品を購入時に「重要視する」と回答。※エシカル商品とは、オーガニック食品やフェアトレード商品、リサイクル素材を使用した製品など、環境・社会・人に配慮して作られた商品のことを言います。 3.農家の現状 ■悩み: ●平均収益は前年比20%減少(農林水産業白書より)。 ●フードロス対応費用が、1農園あたり年間約100万円増加。 ■期待:リモート販売を含む新たな収益源に期待が集まっているが、ITや物流のコスト負担が課題。 ●フードロス対応費用が、1農園あたり年間約100万円増加。 ■期待:リモート販売を含む新たな収益源に期待が集まっているが、ITや物流のコスト負担が課題。 4.事業の強みと弱み ■強み: ■弱み: ●初期顧客100名のうち85%が「また利用したい」と回答。 ●昨年度の売上:約800万円。収益率は10%程度(利益約80万円)。 ●売上が2年連続で減少傾向(前年比10%減少)。 ●知名度不足により、新規顧客獲得が困難。広告予算は年間50万円と、競合の半分以下。 ●2名のオペレーション人件費(年額約600万円)が経営を圧迫。 (a) 問題分析 この調査結果をどう分析しますか。 (b) 戦略提案 今後の戦略として、あなたならどのような手を打とうと考えますか。※リモートフルーツ狩りをはじめ、リモートアクティビティ(オンライン体験型サービス)や、農業などに関する知識は問いません。※問題について理解するために、検索する必要もありません。※不足する情報は前提条件を置いてご自身で補ってください。※結論だけを書くのではなく、できるだけ「考えながら書く」、「書きながら考える」にトライしてください。※回答の中にあなた自身の経験や性格、得意なことを盛り込んでいただくことも歓迎します。積極的に書いていってください。
調査分析
・リモートフルーツ狩りの事業は打ち切るべき。
市場環境の変化により、リモートアクティビティ全体の市場規模が縮小している。加えて、新設されるテーマパークが体験型イベントを充実させ、近場でフルーツ狩りを楽しめる機会が増えていることから、リモートフルーツ狩りの需要は今後も減少する可能性...
設問(2)の結果として、あなたが提案した戦略に共感した人たちから、以下の3人の協力者が紹介されました。協力者の特性や背景を活かし、計画を具体化してください。 協力者 ■小出智さん(35歳) ・AI技術に強いフリーエンジニア。リモート学習プラットフォームの開発経験があり、農業分野でのAI活用にも関心を持っています。リモートフルーツ狩りの効率化や顧客分析システムの導入を提案しています。 ・接点:あなたの顧客の一人が「デジタル分野で力になれる」として紹介。 ■笹原真奈美さん(42歳) ・地域農家市場のリーダー。自身も農家で、多くの農家と繋がりがあります。市場拡大や農家との信頼構築についてアドバイスを提供してくれます。 ・接点:リモートフルーツ狩りに協力的だった農家から紹介。 ■柳田康雄さん(58歳) ・地元市議会の議員で、観光振興や地域産業活性化に積極的に取り組んでいます。議員になる前は、中小企業の経営や商工会議所での活動を通じて地域に貢献してきました。300万円の出資を提案しており、利益計画の提示を求めています。 ・接点:地元産業への熱意を評価した顧客が紹介。 (a) 計画の具体化 これらの協力者をどう活かして、計画を具体化しますか。 (b) チームへのメッセージ 戦略に沿って計画を具体化したうえで、江本さんを含めた協力者にどう語りますか。
前提:
私はこのような事業運営を2回経験しており、また自ら経営や商学について学んでいる。しかし、経験が浅いため、不安も残っている。それでも、地元・◯◯のおいしい果物・農産物を全国に届けたいという想いは人一倍強く、この農家直販プラットフォームを通じて、持続可能な農家経営をサポートしながら、地域...
●設問(4)設問(1)~(3)まで、お疲れ様でした。これまでの回答を振り返って、「自信をもって答えられた」と思うようなことや、「もっと改善したい」と思うようなことがあれば、ぜひごっくばらんにお書きください。その際、「自信をもって答えられた」と「もっと改善したい」を分けて、お書きください。 (a)「自をもって答えられた」 (b)「もっと改善したい」 ※ネガティブなことを書いたからと言って、それだけでネガティブに評価することはありません。率直にあなたがご自身を振り返って思うことをお書きください。
自信をもって答えられた
Day1:リサーチ計画
リサーチ計画では、情報収集の目的を整理することで、「何を聞くべきか」を明確にすることができた。普段から計画を立てる際、最終的なゴールを考えたうえで長期的な計画を立て、そこから逆算して短期的な計画を立てることを意識している。今回のリサーチ計画に...
各質問項目で注意した点
自分らしさを出すため、自分の経験を混ぜて書いたこと。また、ただ提案を書くのではなく、「自分がなぜそう考えたか」の部分が重要視されていると感じたため、自分の考えは小さなことでもすべて文章化することを意識した。
参考にした書籍・WEBサイト
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