26年卒 事務系職
事務系職
No.455948 インターン / エントリーシートの体験談
| 提出期日 | 2024年1月下旬 |
|---|---|
| 提出方法 | マイページ上で |
| 結果通知時期 | 1週間以内 |
| 結果通知方法 | メールで |
「あなたが下記の企業(架空)の社員(主人公)だったとしたら…」という仮定のもとで、これから8日間にわたって設問を出題します。【回答の前に、採用担当の気持ち~「あなたの評価を高めるために…」】結論だけを書くのではなく、たとえ結論に直線的に辿り着かずに紆余曲折があったとしても、考えた過程もそのまま書くと高評価を得られる可能性が高まります。できるだけ「考えながら書く」、「書きながら考える」にトライしてください。これは一般的な学力試験や論文とは全く違います。同じ話を繰り返さないことや冗長な表現をしないことなど、文章表現として簡潔に書くことは重要ですが、「結論だけ簡潔に書こう」とする必要は一切ありません。文字数を気にせず、できるだけ率直にあなたが考えた過程を表現してください。他者に語り掛ける設問でも、どんなことを考えてそう言おうと思ったか、などといったことを率直に書いた方が高評価を得られる場合があります。ぜひ、素のあなた自身を真っ直ぐに表現しながらミッションにチャレンジしてください。あなたらしい回答を楽しみにしています。<設問【1】>あなたは大学を卒業し、就職1年目。就活ではコンサル業界を志望していて、内定をもらった会社の1つ、物流コンサルティング会社に就職し、営業に配属となった。【株式会社コネクトトランスポート】あなたは物流コンサルティング会社「コネクトトランスポート」の営業として食品業界の大手企業を主に担当しており、顧客であるメーカーや商社など幅広い業種に対して、顧客企業の抱える物流に関連する課題を見つけ出し、戦略コンサルティングや業務改善コンサルティングなどのサポートを行なっている。あなたは2024年問題などの輸送に関連する問題を中心に、多くの企業に対して積極的に提案を行ってきた。最近になって、役員である幸村の指示で中小企業を開拓するプロジェクトにアサインされる。このプロジェクトでは、中小企業に対して「モーダルシフト」を推進し、効果的な訴求方法を実験しながら見つけ出し、コネクトトランスポートのコンサルティング事業の柱に育てたい、というのを狙いにしている。また、あなたはある記事を読んだ。それによれば、SDGsや環境問題などの社会課題の解決を考えると、モーダルシフトが中小企業に展開されることも重要である。しかし中小企業の優先順位は比較的低いため、まずは社会課題に理解・共感してもらうことが必要ではないか、としていた。メインターゲットである中小規模の食品メーカーにはなかなかアポが取れない中、ようやく1社とのアポを取り付けることができた。会社に訪問し、その企業の部長である場谷さんと対面して企画を説明しようとするが、反論に遭ってしまった。「モーダルシフトについて、私も少しは知っていますが、うちでは船や列車で運ぶような大量の荷物はまずないですよ。それに、大量の荷物を運んだところで天候の影響を受けるとなると、もし配達が遅れた場合に被る損害が大きすぎる。うちのような小さい企業では結局メリットはほとんどありません。」場谷さんは合理的でストレートな人。もっともな意見でぐうの音も出ず、スタートから難しいことが分かってしまった。場谷さんとは話が上手くまとまらないまま出直すこととなった。(a)これを受け、場谷さんとの関係を構築しプロジェクトを前進させるために、何を考え、どのように行動しますか。
まず場谷さんの反応を受けて私が感じたのは、「こちらの提案が相手の現実と乖離していた」という事実です。モーダルシフトの社会的意義や業界トレンドばかりに意識が向き、「この企業にとってどのような価値があるのか」という視点が弱かったことを痛感しました。場谷さんの指摘、「大量の荷物はない」「天候のリスク...
(b)翌朝にプロジェクトの定例ミーティングがあり、他のプロジェクトメンバー4名に対してこの話を報告する場合、メンバーを前向きにするために、どう語りますか。(実際に語るように回答をお書きください。)
おはようございます、昨日初めてアポが取れた中小食品メーカーさんに訪問してきたので、そのご報告をします。
結論から言うと、正直に言って提案はあまり響きませんでした。相手の場谷さんはとても合理的な方で、『うちは大量の荷物はないし、船や列車だと天候のリスクが大きすぎる』というご指摘を受けました。確...
設問【1】の設定を続けます。あなたが株式会社コネクトトランスポートの社員だったとしたら、どうしますか。設問【1】の結果、場谷さんとの関係を構築することができ、今後何かあれば手助けしてくれるとの言葉をもらえた。引き続き業務を進めていたところ、あなたをプロジェクトにアサインした役員である幸村と話をする機会があった。「君をアサインしたプロジェクトだけど、モーダルシフトは推進しようにも、中小企業にとってはかなり手詰まりな状況になっているよね。環境負荷についてはあまり実感しにくいけど、ドライバー不足の輸送業界には今後絶対に必要になってくるはず。それに、まだ大々的にモーダルシフトへの移行を進めている企業は少ないから、このプロジェクトが成功すれば他の企業もこれまで以上に興味を持ってもらえると思うんだよ。知ってもらえる機会が増えれば、顧客も増える可能性もあるし。ただし、普通に中小企業に『やりませんか?』と言っても、ほとんどのケースでは難しいだろう。だからこそ、どういう企業や業種にモーダルシフトに繋がるようなニーズがあり、どういう風な解決策が必要か。それをどう表現したらいいか。そういうところをよく考える必要があるわけだ。」ここまでの状況を踏まえて、中小企業への開拓のために、(a)重要ポイントがどこにあると仮定し、どのような仮説を立てますか。
中小企業へのモーダルシフト導入を進めるうえで重要なポイントは、「相手企業が抱える輸送上の課題をモーダルシフトがどのように具体的に解決できるかを、経営者目線で提示できるかどうか」にあると仮定しました。
その前提のもと、私は次のような仮説を立てます。中小企業の多くは「環境配慮」や「社会的責任」よ...
(b)どのような戦略を立てますか。
中小企業へのモーダルシフト導入を進めるにあたり、私は「共感を起点とした段階的浸透戦略」を立てます。
まず最初に行うべきは、対象となる中小企業の中から、モーダルシフトの必要性や効果が比較的見込みやすい業種・企業を見極めることです。具体的には、一定距離以上の定期輸送がある企業、季節変動が激しく繁...
設問【1】〜【2】の設定を続けます。あなたが株式会社コネクトトランスポートの社員だったとしたら、どうしますか。あなたが<設問【2】>で立てた戦略に沿って行動を進めようと準備していたところ、協力してくれそうな人物たちが現れました。■【食品業界担当の営業をしている同期】名前:望月裕子、性別:女性、望月とは同期入社で、入社式の時に隣だったことから、お互いに業務のことについて相談しあえる関係となる。両親は医療品メーカーの社員で、いつかはそういった業界の品物も担当したいと思っている。前向きで人と接することが好きだが、たまに空気が読めない。望月さんが協力してくれることは決まり、さらに、以下の3人の中から協力者を選び、巻き込むことができる可能性があります。■【別業界(機械関連の輸送等)を担当している同期】名前:大川優太郎、性別:男性、大川とは同期入社で、大学が同じだった。配属先は別となったが、今でも定期的に連絡を取り合い、休日に遊ぶような仲。良好な人間関係を作ることに長け、何事にも相手の立場に立ち、親身になって応えようとするので、周囲から可愛がられているが、少し強く言われたりすると落ち込みやすい。■【ターゲット顧客になり得るような企業に勤めている先輩1】名前:平田美幸、性別:女性、主人公の高校の時の部活の先輩で、卒業してからもずっと連絡を取り合っている。昔から何でも話せる関係で、主人公にとっては憧れの存在。現在は隣の県の食品企業に就職し、営業職としてバリバリ働いている。最近のこの企業の業績は好調で、初の広域販売をする新商品に携わっているらしいが、難しいという話をしていた。もっと離れた場所にも商品を売り出したいが、輸送方法が決まらずに保留となっているらしい。■【ターゲット顧客になり得るような企業に勤めている先輩2】名前:青野康太、性別:男性、主人公が大学の時に同じサークルで活動していた先輩。就職の相談にも親身に乗ってくれて、趣味も同じなので卒業した今でも関係が続いている。休日を合わせて遊びに行くような仲。現在は同じ県の菓子メーカーに就職。新商品を考案する部署で働いていて、地域限定の新商品なども手掛けている。(a)どの人物をどうやって巻き込み、具体的にどのように進めていきますか。
私はこのタイミングで、【ターゲット顧客になり得るような企業に勤めている先輩1】である平田美幸さんを巻き込むことが、プロジェクトの推進に最も効果的であると判断します。
理由は、彼女の勤める食品企業が「広域販売に挑戦している最中」であり、「輸送方法が決まらず保留となっている」という、まさにモ...
(b)あなたが選んだ協力者に向かってどんなことを語りますか。(実際に語るように回答をお書きください。)
「美幸さん、ちょっと真面目な話をさせてもらってもいいかな。実は今、会社で“中小企業向けにモーダルシフトを提案するプロジェクト”に関わっていて、今まさにどんな企業にどんな風に提案すればいいかを模索しているところなんだ。
でね、こないだ話してたじゃん、御社が新商品の広域販売を始めようとしてる...
設問【1】~【3】の設定を続けます。あなたが株式会社コネクトトランスポートの社員だったとしたら、どうしますか。あなたは、協力者の伝手から物流システム会社で物流システムの設計をしている専門家である山本さんに話を聞くチャンスを得た。あなたは、ここまででまだ確信が持てないことを聞いてみた。つまり、中小企業にモーダルシフトのニーズがあるとすればどういうところにあるのか、という点である。山本さんによれば、「確かに『中小企業』と一般論で語るとモーダルシフトへのニーズは少ないということになるでしょう。ただし、例外的かもしれませんが、ないわけではないと思いますよ。実際に私のお客様でもそういう話になったこともありましたし。つまり、何かというと、企業の規模を問わず、ある程度大きな輸送量が発生して、ある程度長距離であれば、ニーズがあり得るわけです。距離で言えば、500km以上がモーダルシフトでメリットが出てくる<損益分岐点>だと言われます。そうすると、大都市圏から遠いような、例えば、沖縄の会社はどうですか?あるいは、輸出企業はどうですか?逆に、海外の企業にはどうですか?輸送量に関して言えば、複数企業の荷物を束ねて運ぶことを前提とすれば、1社では大きな輸送量がなくても、例えば同じ地域の3社が、500km以上離れた同じ地域の都市部に輸送するということもあり得なくはないですよね。」山本さんが語ってくれたことは目から鱗だったが、ほんのさわりでしかないこともわかった。(a)あなたはこの後、さらに、どのような情報を山本さんから引き出したいと思いますか。
私は山本さんの話を受けて、「中小企業でも条件次第ではモーダルシフトに適したケースが存在する」ことに確かな可能性を感じました。そこでこの後、山本さんからさらに以下のような具体的な情報を引き出したいと考えます。
まず最初に確認したいのは、**「モーダルシフトに成功している、または検討された中...
設問【1】~【4】の設定を続けます。あなたが株式会社コネクトトランスポートの社員だったとしたら、どうしますか。これまでの行動の結果、展開に光が差してきた。そんな中、同期の望月から相談があるという。「いよいよやるべきことが見えてきた感じだね。でも…この状況で申し訳ないんだけど、ちょっと自分の限界が見えてきたというか…。君は色々と深く考えて行動できるけど、自分はそういうの苦手でさ。ミスも結構あるし、このままこの会社にいていいのかとか、自分のやりがいって何だろうとか、考えちゃうんだよね…。」(a)望月さんに対しての言葉
「望月、話してくれてありがとう。正直、今のタイミングでそんな風に感じてたなんて、ちょっと驚いたけど…でも、その気持ち、すごく分かるよ。うまくいってるように見えても、自分の中では不安だったり、自信が持てなかったりすることって、誰にでもあると思う。俺だって、正直ここまで全部見えてたわけじゃないし、...
(b)意図の解説
この言葉には、望月さんが抱えている不安や迷いをまずしっかり受け止め、安心して話せる関係性を築くこと、そして彼女自身が気づいていない強みをフィードバックすることで、自信を取り戻してもらいたいという意図があります。さらに、「やりがい」や「将来の方向性」は最初から明確に見えるものではなく、日々の経験...
設問【1】~【5】の設定を続けます。あなたが株式会社コネクトトランスポートの社員だったとしたら、どうしますか。設問【5】のように声をかけた結果、これまで以上にやる気を引き出すことができたようだ。今後も継続して協力してくれると言ってもらうことができた。引き続き業務を進めていたところ、設問【1】で会ってくれた場谷さんから連絡があった。中小規模といっても比較的大きい、北海道の乳製品メーカーの取締役である川北さんを紹介してくれるそうだ。場谷さんの話によると、川北さんの企業ではSDGsの観点からモーダルシフトを推進する方向で業務を進めていこうとしているという。しかし、一般的なモーダルシフトではメリットが少なく、どのように採り入れていくかが課題となっているそうだ。その話を聞いて、あなたがこういったことを熱心に考えていることを思い出してくれたらしい。川北さんと話をする前に協力者たちと現状を調べてみたところ、北海道から例えば東京まで1200km以上あり、距離は十分長く問題ではない。しかし、一度の輸送量から考えるとコストが合わない。単純化して言えば、通常の鉄道用コンテナの半分ほどの量を送ることしかなく、輸送コストがおそらく現行の3割以上は上がるため、値上げしない限りは難しい。(a)提案
私は川北さんの企業に対して、「単独でのモーダルシフト」にこだわらず、地域全体での連携を前提とした“共同輸送モデル”の提案を行いたいと考えています。
たしかに北海道から東京までは1200km以上あり、モーダルシフトの対象として距離的な条件は十分に満たしています。しかし、現状のままでは一度の...
問【1】~【6】の設定を続けます。あなたが株式会社コネクトトランスポートの社員だったとしたら、どうしますか。設問【6】の結果、川北さんはあなたたちの活動に理解を示してくれた。来週のうちに社内で協議を行うので、実際に取り組んでいく際にはまた連絡させてほしい、と言ってくれた。そんな中、設問【2】であなたに協力してくれることになったもう一人の協力者から、食品卸会社の物流管理部の部長である森川さんを紹介してもらえることとなった。実際に会って話を聞いてみると、森川さんの会社では従来のトラック輸送だけでなく、まだ品目は少ないものの、できるものから徐々に鉄道輸送へと切り替えているという。基本的には、モーダルシフトは大量の物を長距離で運ぶことに向いており、それによってCO2削減量も多くなるのはよく言われている通りであるという。大量でなくても効果があるかもしれないと試験的に実施しているのは、冷蔵・冷凍で輸送する食品であるという。理由は、トラック輸送よりも鉄道や船舶の方が安定した温度で運べることにある。そういうものを組み合わせて関東圏、関西圏などの人口密集地域の拠点まで運ぶことにモーダルシフトを採り入れることには可能性があるという。または、複数の中小企業で実質的に「乗り合い」のような輸送ができれば、中小企業でも可能性はあるのではないか。いずれにしても、中小企業がモーダルシフトに乗ってくるのは、そうした工夫がないと難しいだろう、と語ってくれた。(a)これをあなたの仮説(設問【2】)の検証結果として捉えると、どのようなことが言えますか。
この森川さんからの話を、私が設問【2】で立てた仮説――すなわち「中小企業であっても、輸送の距離や課題、運ぶ品目、周囲との連携次第でモーダルシフトは十分に導入可能である」という仮説――の検証結果として捉えると、その有効性がより明確になったと感じています。
まず、森川さんの会社がすでに一部品...
(b)今後、更に活動を広げることを目指すとしたら、どのような改善方法が考えられますか。
今後さらに活動を広げるためには、これまでの企業規模や業種中心のアプローチから一歩進み、「輸送品目の特性」に着目した提案へと転換することが有効だと考えます。森川さんの話からも明らかになったように、冷蔵・冷凍食品など温度管理が求められる品目は鉄道輸送との相性が良く、輸送手段の見直しによって品質面で...
設問【1】~【7】まで、お疲れ様でした。これまでの回答を振り返って、「自信をもって答えられた」と思うようなことや、「もっと改善したい」と思うようなことがあれば、ぜひざっくばらんにお書きください。その際、「自信をもって答えられた」と「もっと改善したい」を分けて、お書きください。(a)「自信をもって答えられた」
(a)【自信をもって答えられたこと】
特に自信を持って答えられたのは、設問【2】で立てた「中小企業でもモーダルシフトが可能になる条件や工夫に関する仮説」です。モーダルシフトが単に“大量輸送向け”という先入観にとらわれず、実際の企業が抱える経営課題(コスト・人手不足・安定供給など)に着目し...
各質問項目で注意した点
全体を通して、「相手の立場で考えること」「理想論と現実をつなぐバランス」「一貫性ある論理構築」を常に意識して書きました。どの設問でも、“ビジネスとして成果を出す”ことと“人との関係性を大切にする”ことの両立に注意を払いました。
ユーザーからのES設問/選考フローの漏れがない旨の申告に基づいたコンテンツです。
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